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第2話

未知の世界へ
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2025/02/16 16:57 更新
Green視点
突然話しかけられてびっくりしたのか、腰が抜けたご様子。
なんだこいつ。コソコソ隠れながら敵であるインポスターの歌聞くなんて、どんな恐れ知らずなやつかと思ってたら実は結構ビビりとか。こんな意味不明なやつ初めて見たけど。
....いや、こいつより意味不明なやつ見たことあった。前言撤回。
Green
.....何、曲名教えただけでそんなに驚く必要ある?
あなた
す、すみません...曲名ご存じなんですね...
そう言って立ち上がろうとするこいつ。もちろん、腰が抜けてすぐだから立ち上がれるはずもなく尻餅をついた。そして、その事実にやっと気づいたのか、間抜け面をした。
Green
恋人だから知ってて当然。それが何か?
なんとなく、その「あなたが知ってるとは思わなかった」みたいな言い方に無性に腹が立って、突き放すように自分とRedが同性愛者であることを明かしてしまった。
あなた
えっ....?
あぁ、きっとこいつもなんだろうな。
僕達が付き合っていることを気持ち悪がり、挙句の果てには馬鹿にする。
こんな愛の形は常識的には間違っているだなんて分かっている。けれど、その常識を無視してまでRedと付き合いたかったんだ。
この僕とRedの赤い糸を切ろうとする者はいらない。たとえそいつがどんなやつでも、僕にとってはただの邪魔者でしかない。
だから、もう返事を聞く前にここで消えてもらおう。
そう思い、ナイフに手をかけたその時だった。
あなた
じゃ、じゃあ!!も、もしかして、あなたもRedさんのように歌えるんですか!?
Green
.......は?
あなた
あの、もしよかったらこの試合終わった後に聞かせてもらえませんか!?
あなた
Redさんのあの引き込まれるような素敵な歌声を聞いて、もっと聞きたいなって思ったんです!
あなた
それと同時に、名前の知らないこの世界に私も足を踏み入れてみたいって!
返ってきたのは思いもよらない返事。
それは止まることを知らず、一方的に熱をこちらにぶつけてくる。
これぞまさにマシンガントーク。こちらが話す隙もなく、今まで感じたことのない熱をぶつけられ、圧倒される。
あなた
あっ...す、すいません!!一方的に話してしまって...
Green
いや、別に謝らなくていい。
Green
君の熱意はよく伝わってきた。これでもかと言うほどにね。
Green
だから、特別に君には試合の後で聞かせてあげるよ。
あなた
....!!本当ですか!!
Green
あぁ。けれど.....
あなた
...?
ナイフを懐から取り出し、持ちやすいように位置を調整する。
Green
その代わりにこの試合は勝たせてね。
あなた
うわぁぁぁぁあっ!?!?
僕は、今度こそあなたをキルした。







あなた視点
あなた
ぐ、Greenさんもインポスターだったとは....
GreenさんもRedさんのように歌えるという真実に、試合のことをすっかり忘れてしまっていた。
少し悔しいけれど、後であの名前の知らない世界を知れる嬉しさと比べればなんてことない。
そう思い、ウキウキしながら会議を見つめているその時。後ろから声が聞こえた。
GF
あら、あなたは隠れて聞いてた子じゃない?
あなた
ぴぎゃぁぁあ!!!!
BF
beep!?
声をかけてきたのは、Redさんと共に歌っていたBFさんとGFさん。彼らもどうやら倒されてしまっていたようだ。
GF
ごめんなさい、驚かせるつもりはなかったの!
あなた
いえいえこちらこそすみません.....
そういえば、この人達も歌っていたなら、私の知らないことをたくさん知ってるかもしれない。
そう思った私は、あの出来事について聞いてみた。
あなた
あの、さっきお二人がRedさんが戦っていたことってなんですか?
BF
beep ba! boop?
あなた
えぇっと.....?
どうやらBFさんは私にあの時のことを話してくれているみたいだが、何を言ってるか分からない。
GF
あぁ、彼は「ラップバトルだよ!君も興味があるの?」って聞いてるわよ。
何も分からず困惑していると、GFさんが察して助け舟を出してくれた。優しくて良い人だなぁ...
あなた
ラップバトル...!私も興味があるんです!
GF
そう言うと思ってたわ!あなたの熱弁、ちゃんと聞かせてもらってたわよ
あなた
えぇっ!お、お恥ずかしいところを....
BF
bep ba!
GF
「全然恥ずかしくないよ!逆に、ちょっとかっこよかった!」って。実際、私もそう思った。
GF
あの時のあなたの熱意はすごかったもの。一瞬輝いて見えたわ
あなた
えっ?
GF
あなたがこれからラッパーを目指すなら、私たちは応援する。
GF
そして、良きBFのライバルになれるようにね。
BF
beep!!
そう言った二人は、私に笑顔を見せた。
GFさんは期待するような笑顔で。
そして、BFさんは楽しみにしているような純粋な笑顔で。
あなた
ッ....!!
その時から、私は"ラッパー"というものを目指す物語が始まった。






ここからvsimposter達の絡みがめっちゃ多くなります。お楽しみを。

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