side.松村北斗
この一言で、楽屋の空気が凍りついた。…のが何となく分かった。てかみんな静かになりすぎじゃない?
いやー、まさか今更バレるとは……びっくりびっくり。
みんなポカーンって顔してて笑える。
【Jr時代 SixTONESができて数週間後…】
ゴミ箱の中を覗き込んでいる京本と高地を見つけて、何してるんだろう…とか思いながら声をかける。
その声に反応して勢いよくこっちを見てきた2人は、俺を見てホッとしたかのように息を吐いた。
なにかを隠すかのようにしている2人を怪訝に思いながらも、まぁ俺が介入することでもないだろうと思って背を向けて、みんなが待っているであろう楽屋に向かった。
楽屋に入ると目に入ってきたのは赤く腫れ上がった樹の足と、それを手当てする慎太郎。
嫌な予感がしながらも、何があったのか聞いてみる。
走り込んできたジェシーを見て、そんなジェシーが抱えている泥まみれのシューズを見て。
なんとなく、いや確実に。
全ての点が繋がった。
…そう、隠したいんだ。
俺だけ仲間はずれなんて酷いことしてくれるじゃん。
まぁ、そっちがその気なら俺は自分のやるべきことをやるだけだしね。
そう笑うジェシーを見つめたあと、楽屋を出てマネージャーの元に向かう。
その途中で、ものすごく、ものすごーーく嫌な声が男子トイレから聞こえてきた。
最悪な、聞きたくもない笑い声が聞こえてくる。
ドスの効いた低い声が自分の口から発せられる。
そして、“今来ました”みたいな顔をして笑顔で彼らの前に出ていった。
…本当に、馬鹿な人たち。
さて、そろそろマネージャーのところに行って此奴らの素性含め全部調べないとね。
…急ぎますかね、みんなのためにも。
そんなことを考えながら、全力の早歩きでマネージャーの元に向かう。
そして、勢いよく扉を開いた。
バンッ!
スマホの画像を見せながらそういうと、“何言ってんだ此奴”みたいな目で見つめてくるけどそんなの知らない。
そう言ってポイと渡された資料には、俺が知りたい情報がたくさん書かれていた。
ほんと、罰当たりな奴ら。
SixTONESに手を出して無事でいられるとでも?
そんなわけないじゃん。
後ろからマネージャーが追いかけてくる気がするけど気にしなーい。
俺はSixTONESのためにできることをするだけだしね。
とりあえず彼奴らのことはこの事務所から追い出さなきゃな。
そんなことを考えながら、楽屋の扉を閉めた。
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私も参加してますので…
(私も参加型作ってみようかな〜なんて思ったり…でも私自分が愛される系の小説書けないんだよな…まぁ作るってなったら考えますが)
ぜひ!入ってみてください〜












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。