第27話

伝説の松村北斗さん(1)
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2026/01/26 21:58 更新
side.松村北斗
マネージャー
そういえば松村さん
マネージャー
貴方がJr時代に追い出した方々が松村さんのことを“兄貴”と呼んで慕っていると聞いたのですが本当ですか?
松村北斗
んー?さぁね〜
松村北斗
俺あの人たちのことなんて気にしたことないもん
この一言で、楽屋の空気が凍りついた。…のが何となく分かった。てかみんな静かになりすぎじゃない?
田中樹
ちょ、待て待て待て待て!!
田中樹
Jr時代!?追い出した!?お前なにしてんの!?
いやー、まさか今更バレるとは……びっくりびっくり。
みんなポカーンって顔してて笑える。
松村北斗
えー、だって俺のSixTONESにちょっかいかけてきたんだからそれ相応の制裁を加えるのは普通じゃない?
高地優吾
待て、ちょっと待て
高地優吾
制裁?お前ほんとなにした?
松村北斗
なにしたって……ちょっと“お話”を…
京本大我
北斗のそれは信用ならないって俺知ってるからね?
森本慎太郎
え、Jr時代?なんかあったっけ?
ジェシー
分からないんだけど!?
松村北斗
えー…じゃあ教えてあげようか?
SixTONES
教えろ/教えて!!!(-hk)
松村北斗
はいはーい
松村北斗
えっとねぇ……
【Jr時代 SixTONESができて数週間後…】
松村北斗
…京本?それに高地も
松村北斗
なにしてんの?
ゴミ箱の中を覗き込んでいる京本と高地を見つけて、何してるんだろう…とか思いながら声をかける。
その声に反応して勢いよくこっちを見てきた2人は、俺を見てホッとしたかのように息を吐いた。
高地優吾
ちょっと色々あってさ…
京本大我
なんでもないよ、平気だから向こう行ってな
松村北斗
…そう?なんかあったら言ってね
なにかを隠すかのようにしている2人を怪訝に思いながらも、まぁ俺が介入することでもないだろうと思って背を向けて、みんなが待っているであろう楽屋に向かった。
松村北斗
樹?それに慎太郎も…どうしたの?なにしてんの?
楽屋に入ると目に入ってきたのは赤く腫れ上がった樹の足と、それを手当てする慎太郎。
嫌な予感がしながらも、何があったのか聞いてみる。
田中樹
あー…いや、ちょっとダンスレッスンで捻っちゃってさ
森本慎太郎
で、それを俺が手当てしてるって感じ
松村北斗
…ふーん
ジェシー
樹!!慎太郎!!平気!!?
ジェシー
って、ほくちゃん!?
走り込んできたジェシーを見て、そんなジェシーが抱えている泥まみれのシューズを見て。
なんとなく、いや確実に。
全ての点が繋がった。
松村北斗
おはよ、ジェス
ジェシー
あっ、おはよほくちゃん!!
松村北斗
どうしたの?そのシューズ
ジェシー
いやー、ちょっと落としちゃってさ…
ジェシー
あはは、俺ってドジだよね〜
…そう、隠したいんだ。
俺だけ仲間はずれなんて酷いことしてくれるじゃん。
まぁ、そっちがその気なら俺は自分のやるべきことをやるだけだしね。
松村北斗
そっか、気をつけてね
ジェシー
HAHA!!りょーかい!!
そう笑うジェシーを見つめたあと、楽屋を出てマネージャーの元に向かう。
その途中で、ものすごく、ものすごーーく嫌な声が男子トイレから聞こえてきた。
モブ
彼奴ら無様だったな 笑
モブ
な 笑!あんなに簡単に盗れる方が悪いだろ 笑
モブ
というか、そもそも俺らが足を引っ掛けたのにすら気づかないってどんな神経してんだよ 笑
最悪な、聞きたくもない笑い声が聞こえてくる。
松村北斗
……ふーん、そっかぁ
松村北斗
へぇ〜……
松村北斗
俺のSixTONESに何してくれてんだ此奴ら
ドスの効いた低い声が自分の口から発せられる。
そして、“今来ました”みたいな顔をして笑顔で彼らの前に出ていった。
松村北斗
あっ、先輩方!お久しぶりです!
モブ
ん?あぁ、松村か
モブ
グループ結成おめでとうな〜
モブ
メンバーはどうなんだ?やっぱりB.I.Shadowで経験を積んでいたお前のお荷物だろ?
松村北斗
ん〜、俺はそうは感じないですけど…まだ組んだばっかりなので…
モブ
そうだよな〜、まだ数週間しか経ってないもんな
モブ
もし嫌になったら俺らのグループに来いよ
モブ
お前なら歓迎するわ
松村北斗
本当ですか!?ありがとうございます!
…本当に、馬鹿な人たち。
さて、そろそろマネージャーのところに行って此奴らの素性含め全部調べないとね。
松村北斗
あっ、そろそろ行かなきゃなので失礼します!
モブ
おー、気をつけろよー
松村北斗
はい!
…急ぎますかね、みんなのためにも。
そんなことを考えながら、全力の早歩きでマネージャーの元に向かう。
そして、勢いよく扉を開いた。

バンッ!

マネージャー
うわぁぁぁ!!?
マネージャー
ちょっ、なに…
松村北斗
マネージャー、此奴らの素性と個人情報、全部教えて
マネージャー
はい!?
スマホの画像を見せながらそういうと、“何言ってんだ此奴”みたいな目で見つめてくるけどそんなの知らない。
マネージャー
……はぁ…
マネージャー
えーっと、この人たちは……えっと……あれがここだから……んー…えーっと……あ、あった
マネージャー
ほら、この資料でいい?
そう言ってポイと渡された資料には、俺が知りたい情報がたくさん書かれていた。
松村北斗
…へぇ、あの人たちでグループ組んでるんだ
マネージャー
そうらしいね
マネージャー
でも素行が悪すぎてサンチェさん含めスタッフさんたちからはキレられまくり
マネージャー
でもリーダーの父親がこの事務所の会計役員だからなんにも言えないみたいな感じかな
松村北斗
俺に手を出してこないのはなんで?
マネージャー
さぁ?でも彼ら、高地がまだいなかった頃のB.I.Shadowに憧れてたらしいからそれが原因じゃない?
松村北斗
なるほどねぇ…
ほんと、罰当たりな奴ら。
SixTONESに手を出して無事でいられるとでも?
そんなわけないじゃん。
松村北斗
マネさん、この資料と俺がまとめたSixTONESへの嫌がらせの証拠とさっき聞いた音声録音しといたやつとか全部含めてジャニーさんに直談判しに行くからまとめてくれない?
マネージャー
お前はなんでそう行動力が凄いんだ…
松村北斗
SixTONESは俺の全てだからね
松村北斗
当たり前でしょ?
マネージャー
はぁ……そうですか…
松村北斗
ほーらぁ、俺もう行っちゃうよー?
マネージャー
あーもう!!ちょっと待ってくださいよ!!
後ろからマネージャーが追いかけてくる気がするけど気にしなーい。
俺はSixTONESのためにできることをするだけだしね。
とりあえず彼奴らのことはこの事務所から追い出さなきゃな。
そんなことを考えながら、楽屋の扉を閉めた。
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