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結愛「あなた〜、あんたさっきどうしたの〜?ww」
そう言いながら私の席の前に来るのは、この学校で出来た友達の結愛。
記憶で見た。
結愛「「私は、誰…???」やって!ウケる〜www」
私は少しムスッとした顔をしてみる。
結愛「ごめんて〜、愛しのあなたよ〜。」
私は、とりあえず結愛のことは置いておき、考える。
あの後、鬼殺隊はどうなったのか。
あの後、本当の平和は訪れたのか。
私は気になって仕方なかった。
『ねぇ、結愛。』
結愛「ん〜、なにぃ〜???」
私が無視していたためか、少し泣きそうになっている結愛に私は尋ねた。
『今って、何年の何月何日だっけ?』
結愛「どうしたのさ、急に。」
『いいから。答えて。』
結愛「2020年の5月24日だけど???」
『ありがとう。』
私が死んだ日から大分日が経っている。
もちろん、もう誰も生きては居ないだろう。
私は、どうすればいいの?
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🌈一ノ瀬 結愛
🌈稲荷崎高校2年1組
🌈163cm
🌈雪見だいふくが好き
🌈あなた大好き♡
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。