あなたの下の名前視点
話しかけるなって言ったから…
話しかけないでいてくれてるのかな…
ギュッ
安心感。
なんか昔に戻ったみたい…
ばぁうくん視点
ど、どうしよう…
けどこの状況で話しかけないのは普通にヤバいやつ
話しかけても…いいよね
見たらわかる
今、無理してんだろうなって
あの笑顔、作り笑顔なんだって(まぁそれも可愛いんですけどね)
あ、やばい変なこと言ってしまった
ギュッ
あ、まじかぁ…
え、やばい髪いい匂いする、可愛い
じゃなくて、!
ばぁうくんの記憶の中
昔、おれは聞いた。
優しくて…包容力のある人か
おれはあなたの下の名前好みの男に
なれているのか
『あなたの下の名前に選ばれたい』一心で
ずっと、あなたの下の名前好みの男になれるようにって
頑張ってきた
『初恋は実らない』
そんな言葉、俺は知らない














編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!