# 爆豪勝己 # 彼氏 # 2-A # 🔞無
コンコン、とノック音。
少しして、ドアが開かれた。
食後だからか、
眠そうな目をした爆豪が出てきた。
特に何も言わない時は了承の合図。
付き合ってから学んだことの一つだった。
爆豪のベッドに腰掛ける。
昨日とほぼ同じ位置だ。
やっぱり爆豪もデスクの所にいて、
これもまた、昨日と同じ。
慌てて爆豪の手元を覗きに行く。
ふと、我に帰る。
あれ、今、いけるかも。
気づいた時にはもう、私からキスしていた。
狼狽える私と、声も出ない爆豪。
や、やっぱりしない方が良かったかも、
これ、した後が恥ずかしすぎるんじゃ…
そう思っていた時。
ぎゅっと抱きしめられた。
立ち上がった爆豪に。
顔面がダイレクトに爆豪の胸板に
押し付けられて、ちょっと苦しい。
力を緩めて貰おうと思ったのに、
次の瞬間には軽々と持ち上げられて
抱っこされていた。
私の願いは言い切る前に拒否される。
爆豪はベッドに腰掛け、
私を向かい合わせで膝に座らせた。
こんな距離感でくっついた事、
まだあんまりないのに。
爆豪が全開で抱きしめるとか…
クラスメイトが見たら失神しそう…
思ったより真剣に見つめられ、
逆に戸惑ってしまう私。
ちゅ、と啄むようにキスされる。
こうやってって教えるみたいに。
上に乗っているから私の方が少し高くて、
キスなんて簡単にできてしまいそう。
でも、あんなにしたかったのに今は…
そう言われて変に納得してしまって、
考える余裕もなく再び唇を重ねた。













編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!