咄嗟にそう訊ねてしまった。
いや、考えるよりも先に、体が動いていた。
今目の前にいるこの人が、もしかしたら、
私がずっと好きだった人かもしれないと思うと
気が気でなくて、心臓も期待の音を立てていた。
だけど彼から帰ってきた言葉は、
予想とは全く違うもので…
ばっ
掴んでいた腕も、ばっと振り払われてしまった。
普通知らない人にこんなこと言われても、
不審に思うだけだよ…
その人は冷たい視線を送ったあと、
無言で背を向けて歩き出す
ぴたっと、その場に立ち止まった
そして静かにこちらを振り返った
…そしてまた、何事も無かったかのように、
私に背を向けて歩き出した
私はぐっと、手に力を入れる
あの冷たい視線が、体に刺さってくるような感覚がした
顔を上げると、もう既にそこにあの人の姿はなかった
あの人を見た時にビビッときたから、
絶対にそうだと思ったんだけど…
じわじわと込み上げてくるものを、必死に抑える
急に後ろから知らない人が現れて、
体がびくっと反応する
私は顔を手でごしごしと擦った
け…結構変わった人だな…?
確か、一年生の中に
こんな変わった人はいなかったような気がする…
っていうことはもしかして、先輩なのかな?
あ、やっぱり…
といってそのままニコライ先輩は
どこかに行ってしまった
それを見兼ねて話しかけてくれたのかな?
…全然わからないけど
今、あの人は…一体何してるんだろう、?
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うーちゃんですっ!
なんと!ランキングに乗れましたっ.ᐟ.ᐟ


やたたたた☺️
みんなのおかげですっ!!本当にありがとう💕🫶













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。