第2話

登校リスタート!
205
2022/09/19 01:38
いや、本当に嫌だ
レイン・シザーノイズ
レイン・シザーノイズ
あぁぁぁぁぁもう嫌だぁぁぁぁ
おれはもともと、ロイヤルソードアカデミーの生徒があまり好きではなかった
気取ったおぼっちゃんばっかで、いたずらしようもんならくどくど叱られるし
レイン・シザーノイズ
レイン・シザーノイズ
やっと転校できたのに…
そう、この寮は上空にある。
レイン・シザーノイズ
レイン・シザーノイズ
飛行術だけは、本当に大っ嫌い…マジ箒とは一生分かり合えねぇ…
すると、急に自室の扉がバタンと開いた。
レイン・シザーノイズ
レイン・シザーノイズ
うわぁぁぁぁぁ!!!
ユン
ユン
ちょっと!そんなにおどろかないでよ!
けらけらと笑いながら扉の外に立っていたのは、制服に身を包んだユンだった
ユン
ユン
寮長が早くいかないとおいて行くって怒ってたよ?
レイン・シザーノイズ
レイン・シザーノイズ
うぅ…
そう、かなり前おれが居眠りしている間に寮長が決まっていたんだっけか
あと、元々は廃寮だということも後々知った
レイン・シザーノイズ
レイン・シザーノイズ
まぁ、いいや。行きますか…
談話室に向かうと、そこには箒を片手に全員が待機していた
エミリア・オンシジューム
エミリア・オンシジューム
もう、遅いよ~レイ!
コットン・カンフィエータ
コットン・カンフィエータ
おいて行こうかって話してたところなんだからね!
レイン・シザーノイズ
レイン・シザーノイズ
はは、ごめんって!
リディア・クロックミラー
リディア・クロックミラー
お主、箒はどうした、今日という今日は後ろには乗せんからな
すると苑で、おれはあるアイデアを思い付いた
レイン・シザーノイズ
レイン・シザーノイズ
へへっ、それは大丈夫なんだよねぇ~
コットン・カンフィエータ
コットン・カンフィエータ
何へらへらしてんの…
ユン
ユン
まさか飛び降りるとか言わないよね?
レイン・シザーノイズ
レイン・シザーノイズ
そのまさかだよ~
なぜばれたし()
エミリア・オンシジューム
エミリア・オンシジューム
まったくレイてばいっつもそうなんだか…ら…って、え?!?!
「「飛び降りる?!?!」」
レイン・シザーノイズ
レイン・シザーノイズ
そんなに驚かなくても…
リディア・クロックミラー
リディア・クロックミラー
お、お主はもしかして、相当阿保なのか?!それともおかしくなってしまったのか?!
レイン・シザーノイズ
レイン・シザーノイズ
ひ、飛行術はともかく、おれはあの名門校の実践魔法の成績、常にトップとってたんだよ?
レイン・シザーノイズ
レイン・シザーノイズ
なめてもらっちゃぁ、困るね~!
そういっておれは、躊躇なく飛び降りた
エミリア・オンシジューム
エミリア・オンシジューム
あぁっ、ちょ、レイ!
コットン・カンフィエータ
コットン・カンフィエータ
あれで死んだらとんだ笑いものだよ…!!
リディア・クロックミラー
リディア・クロックミラー
あやつ、無理をするでないとあれほど言ったのに…
リディア・クロックミラー
リディア・クロックミラー
お主ら、追うぞ!
「「はい、寮長!」」
人ごみの中、ケイト先輩と監督生とともに教室へ向かう
エース
エース
それで先輩、講堂ってどこなんすか?
ケイト
ケイト
そっかぁ、エースちゃんと監督生ちゃんって一年生だもんね、
エース
エース
まぁ、一様そうっすけど…って、うわぁぁぁぁ!??!?!
ふと上空から音がしたと思うと、そこには
エース
エース
ひ、人?!?!?!?
(なまえ)
あなた
お、親方!空から女の子が!
ケイト
ケイト
何それウケる~写真撮っとこ~
エース
エース
ちょ、先輩今そんな場合じゃ、、!
慌てて受け止めようとするが、
???
???
ちょちょちょ!そこどいてぇぇ!!
エース
エース
はぁ?アンタこのままじゃ死にますよ!!
???
???
いいからどけぇ!!!
エース
エース
えぇぇぇ?!
辺りの空気に、亀裂が入るような感覚にとらわれる
すると、落ちてきたやつはふわりと、着地した。
???
???
まっ、こんなもんよね~
はっ、と我に返る
エース
エース
…って、アンタ誰だよ!!侵入者か?!
レイン・シザーノイズ
レイン・シザーノイズ
ちがうよ!!おれはレインだよ!レインシザーノイズ!!
エース
エース
そんなことを聞いてるんじゃねー!!
ケイト
ケイト
ちょっ、エースちゃん落ち着いて!!
ケイト
ケイト
オレも見覚えないけど、制服着てるから多分侵入者ではないと思うな~、、
すると、少し離れたところから声がした
クロウリー
クロウリー
ちょっとレインさん!あなた飛び降りるって何事ですか?!
レイン・シザーノイズ
レイン・シザーノイズ
だって箒乗れないんだもん!!無理だもん!!
クロウリー
クロウリー
クロックミラーくんから聞きましたよ!
レイン・シザーノイズ
レイン・シザーノイズ
しらんがな!!
クロウリー
クロウリー
はぁ、とりあえず講堂に来てください…生徒の皆さんにもお知らせしなければ…
人ごみをかき分け、学園長の後に続いていく知らない人たちを、オレ達はただ、茫然と見送った
クロウリー
クロウリー
さぁ、入ってください。イブクロッシュの皆さんも全員待機していますよ
そこは、講堂の前の小さな個室だった
レイン・シザーノイズ
レイン・シザーノイズ
うぉ!なにこれすげぇ!
ユン
ユン
ちょっとレイン!!
小声で言ってきたのは、ユンだった
レイン・シザーノイズ
レイン・シザーノイズ
えぇ、まぁ、はは…ナンデショウカ…
歩きながら小声で返す。
すると学園長が扉を開け、中に入り声を張り上げた
クロウリー
クロウリー
皆さんお静かに!!
ざわついていた講堂が一気に鎮まる
クロウリー
クロウリー
えぇ、編入生を紹介します!

一人ずつ前に出て挨拶を簡単に済ませ、さいごはおれの番になった
すると、周囲にざわめきが広がる
レイン・シザーノイズ
レイン・シザーノイズ
えーと、レインシザーノイズです~ははは…
クロウリー
クロウリー
質問等なければ終わりますが…
すると、一人の生徒が手を挙げた
モブ
あ、あの、その人って今日なんか空から落っこちてきた人ですよね…?
ぎくり()
レイン・シザーノイズ
レイン・シザーノイズ
…あ、はは、はい、ソウデスケドナニカ…
レイン・シザーノイズ
レイン・シザーノイズ
ははは…
クロウリー
クロウリー
ハイそれでは皆さん仲良くしてあげてくださいね!!!終わります!
レイン・シザーノイズ
レイン・シザーノイズ
え?遮り方雑すぎんか??!
そうしておれの学校生活は、幕を挙げたのだった。
主
かいててたのしいお
主
オプチャのみんな!ありがとね!

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