第30話

覚悟
270
2025/05/15 02:50 更新





時間も遅くなるため、一旦学園に帰ることにした僕たちは、特待生さんを見送るために特待生さんの寮舎にきていた
草薙 伯玖くさなぎ はく
よし、これでいいだろ

伯玖さんが、特待生さんの着ていた「羽衣」のチャックを下ろす
特待生
すみません。送ってもらった上に、こんなことまでお願いしちゃって…
草薙 伯玖くさなぎ はく
はは、おまえさんを脱がせる役なら、いつでも引き受けるぜ?
殊玉 善治ことだま ぜんじ
なっ、伯玖クン!ガールに対して、なんてハレンチな!
あなた
!?…は、伯玖さんそれは語弊がありますよ…!!
特待生
と、ところで、加賀見さんは大丈夫なんでしょうか?
草薙 伯玖くさなぎ はく
ああ、今頃はもう部屋で寝てるだろうし、安静にしてりゃ、明日には良くなるはずだ
特待生
それなら良かったです…
殊玉 善治ことだま ぜんじ
彼は昔からスティグマを使うたびに辛そうにしているからねえ。かわいそうに
草薙 伯玖くさなぎ はく
昴流さんのスティグマは便利な分、消耗が激しくてな。使った後はあーなっちまうのよ
あなた
…メリットも大きい分、デメリットも大きいんですね…
特待生
スティグマって、そういった反動のようなこともあるんですね
あなた
でも僕みたいに、全く反動のない人もいますし…
草薙 伯玖くさなぎ はく
ま、グールの能力については、正直俺ら本人でも、わからんことばっかだ
草薙 伯玖くさなぎ はく
今日は遅くなっちまってすまんね。ゆっくり休めそうか?
特待生
は、はい…!今日もお疲れ様でした
草薙 伯玖くさなぎ はく
お疲れ。あのお寺さんについてはもう少し調べてみるよ。ちょいと伝手があるんでね
草薙 伯玖くさなぎ はく
進展があれば、すぐに連絡するから
特待生
わかりました。ありがとうございます
草薙 伯玖くさなぎ はく
そんじゃ、おやすみ
あなた
おやすみなさい。特待生さん
殊玉 善治ことだま ぜんじ
グッナイ、ガール
特待生
おやすみなさい

そして、特待生さんとわかれた
























寮舎に向かっている途中で、僕は話しかけた
あなた
……あの…伯玖さん…
草薙 伯玖くさなぎ はく
ん?
あなた
その……もし、特待生さんが来てる時に、僕が悪夢を見てしまった時は…
あなた
その時は…包み隠さずに、特待生さんに話ておきたいんです…
あなた
もちろん…特待生さんが嫌じゃなければなんですけど…
草薙 伯玖くさなぎ はく
……

少し、沈黙が続く
草薙 伯玖くさなぎ はく
わかった。ならそんときは、特待生にそのこと教えるな
あなた
!、はい…!ありがとうございます…!


そして夕飯も食べ終わって、風呂も入ったけど…善治さん、見かけないな…
あなた
(どこに行ったんだろ…?)






















特待生side





伯玖さんとあなたの名前くんとわかれた後、どうしてもモービー先生から聞いた事が気になって、DAちゃんねるを開いた


「ホタルビは怪異容認派だった!?」

特待生
(ホタルビに関する記事だ…怪異容認派って、どういう意味だろう…?)

「ホタルビ、実は怪異を擁護してるって噂」


コメント「は?なにそれ。内乱の時ホタルビって革新派だったよな?」


コメント「ホタルビの寮長、学園に未申請で凶暴な怪異を匿ってるらしいね」
特待生
(ホタルビの寮長って……加賀見さんが?)
特待生
(裏切り者…?)
特待生
……っ!
私はその時、シノストラの任務で星喰さんから言われたことを思い出した
特待生
内通者ってまさか……
特待生
そんなはず、ないよね…?

そして、とある記事が目に止まった


「なんで群青あなたの名前がグールなのか」
特待生
(これ…あなたの名前くんのことだ…)

私は、その記事をタップした



コメント「群青ってあの新1年生の?」


コメント「そうそう」


コメント「でも確かに、あんなに幸せな家族なのになんでだろ」


コメント「群青快星のSNS見てるけど、ほぼ見てる全員が羨むくらいだもんな」


コメント「めちゃくちゃ怪しい」


コメント「でも、SNSに乗ってる写真の笑顔と、学園内出みる笑顔となんか違くね?」


コメント「うーんそうかな?」


コメント「わからん」


コメント「そもそも学園内で出会ったことないからわかんない」
特待生
(すごい色々書かれてる…)
特待生
……ダメだ…あなたの名前くんの事まで疑っちゃう…
特待生
(……疲れてるのかも。今日はもう寝よう)

そして眠りについた










ハニワ(作者)
遅くなりました〜!!!
ハニワ(作者)
まじでバイトがきつすぎて
ハニワ(作者)
それじゃあまた次の話でお会いしましょう!

プリ小説オーディオドラマ