第6話

#6
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2022/08/03 13:09 更新
<高橋side>


俺は駿佑の幼なじみだ。


生まれた時から駿佑の隣にいた。


好きな食べ物も好きな色も得意なことも苦手なことも、


もちろん、


駿佑が好きだった人も、元カノも、


全部知っている。


駿佑は昔からモテる。


顔がいい。性格がいい。でも少しヤンチャ。


まさに男子って感じだ。


同クラの長尾謙杜も駿佑のことを好きな人の1人らしい。


明らかに子犬っぽい、駿佑が放っておけないタイプの子だ。


俺は何となく勘づいていた。


きっと、駿佑も好きになるって。


だから俺の気持ちは言わない。


ずっと親友の俺に告白されたら、


駿佑は困るやろ。


だから精一杯の笑顔で言った。


高橋「元気な子やな〜。だいぶアピールされとるやん。」


駿佑はそんな俺の顔を見つめる。


高橋「ん?駿佑、どうしたん?」


『あっ、ごめん、なんでもない。』


駿佑は目を逸らした。


駿佑の顔が赤い。


なんで?


そんな顔、好きな人だけに見せんと勘違いするで…。


少し気まずい雰囲気の中、教室のドアが勢いよく開いた。


先生「ごめん、朝言い忘れたんやけど、今日の5限は生物から体育に変更やった!ほんまごめん!じゃあ、よろしくな!」


(ガラッ)(タッタッタッタッ)


『え、着替えなきゃあかんやん。』


高橋「そうやね。行く?」


『おん。』


はぁ…。この雰囲気、死ぬかと思った。


先生に助けられたわ。まじありがたい。




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主です!🙇🏻‍♀️

最後まで見てくださってありがとうございました!✌🏻

また次のお話でお会いしましょう♥️

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