第23話

何でもやります?
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2025/02/22 06:56 更新
ラムリ
ねぇねぇ主様!
何かお困りごとはないですか?
ラムリ
お腹空いてますか?喉乾いてませんか?
そうだ!お飲み物をお持ちしましょうか?
何だ何だ!!
急にグイグイ来るんですけど!!
眩しい、何で良い笑顔なんだ!!
ラムリ
ボク、何でもやりますよ!
……え?何でも?
あなた
何でも?
こ、こんな美青年が何でもやるだと!?
あ、あ、危ない!なんて!危ない子なんだ!!
自分だから良かったけど、
自分じゃなかったら危ないね!!
ナック
こら、ラムリ。
主様との距離が近すぎますよ。
ナック
それが執事の振る舞いですか?
ラムリ
うるさいなぁ~。
ルカス
ラムリくん。
主様への振る舞いは、しっかりね。
ラムリ
わかりました、ルカス様!
ムー
ラムリさんてナックさんの言うことは聞かず…。ルカスさんの言うことは聞くんですよね。
な、なんだと、
あなた
な、なるほどね
ナック
ラムリは良くも悪くもお気に入りの相手に100%尽くすタイプなのです。
100%尽くすだと…
ナック
普段は、あまり人に懐くタイプではないのですが…。
あなた
え?
懐くタイプじゃないの?
ナック
なぜかすでに主様のことが気に入ったみたいですね。
ちょと!何困惑してるのさ!
困惑してるのはこっちだよ!!
ん〜、でもなんでだ?
あなた
服を褒めただけだけど…
ナック
やれやれ…。
彼の思考は、私には理解不能です。
ナック
とにかく…。
ラムリが尽くすのは、主様とルカスさんの二人だけです。
ナック
ああなったラムリなら、何でも言うことを聞いてくれるはずですよ。
あ、しまったみたいな顔しとる…多分

警戒してたし、やっぱりここの執事達て…
後で考えよ、うん、それより

ラムリて、従順な性格なんだな
あなた
従順な性格なんだな
ん、やばい、声漏れてた、
ナックが、ナックが見てる!様子を伺っている!!
ルカスもこちらを少し見たし!
ルカス
では、ラムリくん。
お願いがあるのですが…。
ラムリ
はい、なんでしょう?
ルカス
先ほど、私が接待をしていたご令嬢たちに、お詫びの飲み物を運んでもらってもいいかい?
ルカス
私も後から合流するからね。
ラムリ
は〜い!
ルカス様のお願いなら喜んで。
ダッダッダッ…
ナック
ラムリ…。
彼の子供っぽさには、頭を抱えます。
ルカス
まぁまぁ。
ナックくん、抑えて抑えて。
ナック
申し訳ありません、ルカスさん。
私としたことが少し熱くなりすぎましたかね。
ナック
本当に申し訳まりません。まさかラムリが懐くとは…軽率な発言でした。
ルカス
あとは私に任せてくれるかな?
ナック
はい、ありがとうございます
ヒェ〜話してるな…小声で…
あれさっきの発言のせいだよな?
まさか自分が同室のラムリに手を
出すんじゃ無いかと疑われてる?
ナック
それでは私も貴族の方々の接待をして参ります。
ルカス
ありがとう。よろしくね。
コツ…コツ…コツ…
ルカス
主様、申し訳ありません。
ラムリくんが、使用人らしからぬ振る舞いをしてしまい…。
うわぁ〜!!ルカスのルカスの目が刺さる!!
めっちゃみられとルゥ〜!!
ルカスの観察、凄い…
目がリアル糸目だから分かりにくいしかも!
イケメン美人ときた!
そんな人に見られたら……
恥ずかしい〜〜!!……
と、ふざけるのはここまで…
どうこたえようかな

ここまでの時間0.2秒
あなた
色々な執事がいるね
ルカス
彼は悪い子ではないんです。
主様に尽くしたいという気持ちは、彼の本心ですから。
ルカス
ただ、それがちょっと行き過ぎてしまうこともあるので…。制御が大変なんですが…。
あぁ、なるほどね。
つまり「制御」したいのなら
「制御」しようとするな…と、
ムー
悪魔執事って、個性的な方が多いんですよ!
ルカス
フフフ…しゃべる猫の執事も十分個性的だよ。
ルカス
そうだ、主様。
こちらの世界には慣れましたか?
あなた
少しずつ…
ルカス
何か不安な事がありましたら、
このルカスにご相談ください。
ルカス
「必ず」や「主様」の力になりますから…
手を出すならラムリではなく自分ルカスにしろと、
ルカス
私は屋敷の医療担当。
つまり、主様の主治医でもありますから。
ルカス
それにしても主様。
まだ何も飲まれてないのですね。
やっぱり
ルカス
何かお飲み物をお持ちいたしましょうか?
あなた
自分で取ってくるよ
ルカス
いえいえ。
主様にそんなことをさせるわけにはいきません。
ムー
主様には僕がついてますから僕にお任せください!ルカスさんは貴族の方の接待が忙しいでしょうし!
ルカス
頼りになるね、ムーちゃん。
それでは主様をよろしくね。
ムー
はい!
任せてください!
ムー
それじゃあ早速飲み物を取りに行きましょう!主様!
あなた
うん
飲み物が置いてある机はあっちだったよな?
え?
ドン!
あなた
痛い!!
ドサッ…
貴族
貴族の男性
おい、こんなところで立ち話するな。
邪魔だ。どけ…!
コイツ、貴族か…
わざとぶつかって来たな、しかも思いっきり!!
許さない!!痛いし!何すんだこいつ!!
ムー
だ、大丈夫ですか?
主様!
とは言え相手は貴族、気分を害されたら面倒だ…
早く立ち上がって謝らないと…
あなた
すみません
ムーの頭を少し撫で立ち上がっら謝った
貴族
貴族の男性
全く…一体どこに目をつけておるんだ。
このワシにぶつかるなんて…。ん?
テメェがぶつかって来たんだろう!!!
貴族
貴族の男性
確かお前は悪魔執事の屋敷の…。
あなた
はい、主人です。
コイツの、服装…
街で見たサルディス家と似てる…
コイツサルディス家か?
貴族
貴族の男性
忌々しい執事どもの主人とは…なんと穢らわしい。
文句を言いたいけど、こいつ貴族だし、
仮にも「悪魔執事」の「主」で有る自分が
貴族に媚をうるような振る舞いは出来ない。
コイツぐらい少しおだてたら簡単何だけど…
悪魔執事の立場がこれ以上悪くなる訳には行かない
悪魔執事の主が下に見られている以上
それ以上に下にみられたら悪魔執事の立場が
もっと悪くなる
軽率な行動は出来ない、
この前聞き流すか…どうしようか…
ムー
なんだと!
失礼なおじさんですね!
ム、ムーちゃん!?
嬉しい!嬉しいけど!!ダメだよ!何してるの!?
ルカス
大丈夫ですか?主様!
お怪我はありませんか?
ル、ルカス!!!
助かった!!ルカスは見てる限り交渉とか
絶対上手いでしょ!!
ここはルカスを頼るしか無い、本当に申し訳ない!
あなた
大丈夫だよ
ルカス
手首を捻挫してしまったようですね。
赤く腫れています。
これで、固定しましょう。
え?……本当だ赤く腫れとる!?
スルスル
ムー
さすがルカスさん!
包帯を持ち歩いてるんですね!
ルカス
これで完成です。
屋敷に帰ったら念のために冷やしましょう。
あなた
ありがとうございます
本当にごめん!!油断してた、
貴族がこんなに接近してたとは…
貴族
貴族の男性
ほぉ〜。
貴族のワシよりもそいつの心配が優先か?
文句を言うためにわざわざ待ってるんかよ…
貴族は本当に面倒だな…
貴族
貴族の男性
やはり、悪魔執事にはまともな執事がおらんな…。
ルカス
……。

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