天霧視点
夕霧「っ…」
夕霧「私の…せいだ…」
天霧「…」
そんなことねぇ。夕ねぇは悪くねぇ。あのときせかした…自分が悪い。
でも。思ったことが口に出ない…
その時おもった。
あたしが変わろうと…
『どうやって変わるの?』
沈んだはずのあの子の声がする
『私だって守れなかったくせに』
『あんたにできるはずがないw』
っ!
ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ…
あたしがもうすぐちゃんと
変わるから
夕霧視点
天霧「…」
私が悪い。なんでよ。なんであんたが、悲しそうな顔してるのよ
悪いのは…私よ?なんで、すみません黙り込むのよ…
私が悪い
ナンデナンデナンデナンデナンデ
ワタシガココニイルノ…?
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。