優斗side────
今日は…昼休みに屋上に来たんや!
理由はただ一つ…青春っぽくてかっこいいやんけ!ガチャっとドアを開けて主人公の登場や〜!
まぁ…ここまでは予想の範囲内、むしろ…”ヒロイン”役がいた方がこういうのはええ感じよな!あでも…あんま役とか言わん方がええか梨沙はくすっと笑って、そう言ったんや
俺は梨沙の笑った顔を見て…なんか、ようわからんけど…ドキッとしたんや
手の絆創膏の事は、とっくにバレていたらしいわ
バレないと思ったんやけどな〜
梨沙side──────
優斗君の顔は赤くなってて、照れてるんだってすぐわかる
…ん、私はどう思ってるかって?
優斗side───────
…梨沙の事が気になって何も手につかん!!!
2人きり、で…弁当食うとか…今思えばめっちゃ青春やん!
もう…好きな人とか聞いちゃってええんかな!?
やっぱ無理や!ここは良い感じに誤魔化すしかないわ…
ガチャ
……今日は、肝心な事あんま聞けなかったわ
屋上、心地良いから居るって言っとったし、たまには屋上行ってもええかな…
今日で…なんか”屋上に行く理由が増えた気がした”わ


























編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。