前の話
一覧へ
次の話

第1話

日向翔陽𓂃◌𓈒𓐍 憧れ
100
2024/06/15 00:16
あなたの名字あなたの下の名前

無気力系

烏野高校3年

翔陽の片思いの相手
ﻌﻌﻌﻌﻌﻌﻌﻌﻌﻌﻌﻌﻌﻌﻌﻌﻌﻌﻌﻌﻌﻌﻌﻌﻌﻌﻌﻌﻌﻌ



 俺はずっと憧れている先輩がいた



 その先輩は女性ながらも

 高校では男子を混ぜても負け知らずのバレーボール選手



 あの時から先輩は俺の憧れである 





┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ꕤꕤꕤ 





 あれは、中学で最初で最後の試合










あなた
ねぇ、君
日向翔陽
!は、はいぃ!!



 突然現れた天使に俺はめちゃくちゃキョドった



 白すぎる肌、細すぎる手足、大きな黒い瞳、音色の良い声



 初めて見た、あんなにも__________”美しいヒトを”






あなた
おーい、聞こえてるー?
日向翔陽
あ、はい!すみません
あなた
ああ、ううん
あなた
こちらこそ急にごめんね〜



 下手したらこちら側の力が抜けていまいそうな気の抜けた喋り方




 それでもどこか惹かれる












あなた
高校ってさ〜決まってるの?
日向翔陽
はい、いいえ!
あなた
(はい、いいえ?)



あなた
日向翔陽
す、すみません///
あなた
大丈夫だよ〜




 俺が戸惑っても嫌な顔一つせずに耳を傾けようとしてくれる



 ただ単純に_______嬉しかった






















あなた
へ〜じゃあ翔陽は小さな巨人に憧れてるんだね
日向翔陽
はい!





あなた
............。
日向翔陽
?あなたの名字先輩?



 ちなみに言うとあなたの名字先輩はめちゃくちゃフレンドリーですぐに仲良くなった←





あなた
......うん 笑
日向翔陽
あなた
翔陽なら出来るよ、私今日の試合見てて思ったもん
日向翔陽
 


 その時はただ単純に嬉しかった

 自分の努力を誰かが見てくれている気がして

 分かってくれている気がして





あなた
翔陽は小さいじゃん?
日向翔陽
へッ!?
あなた
あ、勿論馬鹿にしてるとかそう言うのでもないよ
日向翔陽
あ、はい





































あなた
翔陽ならきっと...





       「何処まででも翔んでいけるよ」



 ちょうど吹いた風に揺らされた先輩の髪はとても綺麗で



あなた
ね! 笑 





 先輩の笑顔はとても......可愛かった





┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ꕤꕤꕤ












日向翔陽
せんぱーい!!



 俺は元々行く気だった烏野高校に入学して運命的に先輩に出会った





あなた
ん?おー
あなた
翔陽じゃん、どうした?



 これは自惚れかもしれない



 俺が声をかけると決まって先輩の口角は少し上がる





日向翔陽
影山との速攻の事なんですけど!
あなた
あーあれねぇ



 ふと、メモを見るのを辞め先輩の方へ顔を上げた





 先輩はコートへ目を向けていて



 _______その目の奥には炎が見えた



日向翔陽
(ああ、やっぱり)



 俺が烏野に来た理由は「小さな巨人」



日向翔陽
(それでも...)



 運命とは本当にあり得るものだと思った





 俺の先輩へ対しての気持ちは



 憧れから________”愛慕あいぼ”へと



プリ小説オーディオドラマ