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第1話

1話
249
2024/06/27 00:27
~名古屋~
あなた
ん~!買った買った~!!!
あなた
ほしかった服も飲みたかったスタバの新作も飲めたし読みたかった本も買えたし!はーやすみさいっこう!
私の名前はあなたの名字あなた平凡な女子高校生である。




この日はバイトでためたお金をストレス発散がてら自分の好きなものに使った日
あなた
あ、ヤバ電車の時間!!
電車の時間が迫っていた私は、よく通る近道…裏道を通ることにした
あなた
ほんとにここ狭っ
横歩きで歩く私の目の前に、強く輝く光が現れる
あなた
な、なに!?まぶしっ、目が…
~???~
どさっ
あなた
いた、なに?何があったの…?暗い…夜?
私の目に飛び込んできたのは
あなた
へ、なにこれ















木、木、木、木どこを見ても木々がたくさん
そう私は森に飛ばされたのだ
あなた
なんで?嘘…私さっきまで名古屋にいたのに…
はじめに感じたのは恐怖
あなた
どうしよう…怖いどうしたらいいの
私はプチパニックを起こしそうになった
だがもう一つ、目に飛び込んできたものがある












あなた
明かり…
あなた
家かな…?
あなた
いって…みるか
正直、行きたくはなかった。



知らない場所 そんな場所にいて、明かりがある!さあ行こうなんてアニメや漫画、小説の中だけの話だろう



でも今はそんなこと言ってられない。

なんせここは森だから、野獣が出るかもしれない。
その考えが頭によぎり、明かりの方へ行くとにしたのだ
しばらく歩くと開けた場所に出た
あなた
なにこれ…
私は目を見開いていた。









そこには遊園地でしか見たことがない大きな屋敷があったのだ
あなた
なに…なんかのドッキリ?
そんな馬鹿げたことを言いながら私はドアをノックする


コンコン
あなた
す、すみません…
コンコン
あなた
あの、誰かいませんか?
誰も来ない…もしかして誰もいないとか?
そっとドアに耳を当てると、足音が聞こえた
いる、そう気づいた瞬間緊張が走った

















キィ…
ゆっくりとドアが開く。
そこには黒いスーツをまとった人が立っていた

???「はい、どちら様でしょう?」
あなた
あ、ごめんなさいこんな夜分に…私、道に迷ってしまって…
"道に迷った"そんなのはもちろん嘘だ。
突然光に包まれて目を開けたらこの場所でしたなんて誰が信じてくれる。
???「そうでございますか…ですがただいま主人はお休みになってしまいまして」
あなた
主人…?
???「おや、ご存じないのですか?ここは…」












??「セバスチャン!!何をしている!!!!」
あなた
ゼバス…チャン
聞き覚えのある名前…
セバスチャン
おや坊っちゃんおきてしまわれたのですか
??「当たり前だ!!僕の睡眠を妨げるとは何事だ!!!」
見たことがある顔…
あなた
うそ…
私は思い出していた。




















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