最近生徒会さんがおかしいんだ。
いや...最近じゃないか。今日からだ。
昨日まではそんなこと無かったのに。
凄いみんながンゴを守ってくるんだ。
"くれる"のほうが正しいのかもしれないけど...
はぁ...違和感しかないよぉ...。
朝だってレオスさんから凄いオーラが出てたし、
楓さんも周りを血眼で見てたし、
叶さんは何考えてるかわかんないし、
緑さんもわかんないし。
明那さんも普段通りに振舞ってるけど時々影が見えるし。
こわいよぉ....。
机に突っ伏しながら
ブツブツと何かを呟いていると、
誰かが話しかけてきた。
起き上がって声の主を見ると、
同じクラスの佐藤さんがこちらを見下ろしていた。
佐藤さんはンゴと同じくらいの身長で
痩せ型のごく普通の高校生。
高校生活で初めて友達になった子だ。
6限目が終わり、SHRが済む。
"そういえばテストが近かったなぁ。"
持ち物などをカバンに入れて背負う。
軽くもないがとても重い訳でもない、
そんな重量を感じる。
その頃には佐藤の姿はなかった。
きっともう少人数教室に行ったのだろう。
待たせてるかな?早く行かないと。
教室から1歩出ると、
脅かすように声を掛けられる。
慣れたものなのだが。
"生徒会過保護ドッキリ"が今進行中ならば、
今突き放してもあまり(撮れ高的に)良くないだろう。
んー...
目の前の青髪は"勝ったな。"とこちらを見つめる。
少々癪だが...。











編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!