第21話

半猫化 (最後に重要なお知らせあり)
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2025/12/16 05:47 更新
第3者の視点
☀️ 目覚めの異変
それは、南雲との秘密の接触が始まって数週間経った、ごく普通の朝だった。

あなたの下の名前は、高専の自室のベッドで目を覚ました。昨日は少し難易度の高い任務だったため、体が鉛のように重い。
あなた
んん…
寝返りを打とうとした瞬間、頭のてっぺんにフワフワとした、柔らかい違和感を覚えた。そして、腰の後ろにも、何かがもそもそと動く感覚。

あなたの下の名前は慌ててベッドから起き上がり、近くの鏡台に駆け寄った。
あなた
え…!?
鏡に映る自分の姿を見て、あなたの下の名前は思わず絶句した。

頭には、白髪と同じ色のふさふさした猫の耳が生えている。そして、腰の後ろからは、長くしなやかな白い尻尾が、機嫌よさそうにユラユラと揺れていた。
あなた
(な、なんで!? 術式の暴走?それとも呪詛師の攻撃!?)
術式「コピー」は、他者の能力を再現できるが、こんな肉体的な変異を起こすような術式をコピーした覚えは全くない。あなたの下の名前は焦って呪力を操作しようとするが、猫耳も尻尾も消えない。
あなた
…ニャア
焦りのあまり、思わず口から猫のような鳴き声が漏れてしまい、あなたの下の名前は顔を覆った。特級呪術師として、あまりにも情けない姿だ。

そんなあなたの下の名前のスマホが、タイミング悪く鳴り響いた。着信画面にはもちろん、**『南雲』**の文字。

あなたの下の名前は躊躇したが、無視をすれば後で何をされるかわからない。恐る恐る電話に出た。
あなた
も、もしもし…
南雲
おはよう、あなたの下の名前ちゃん。随分と可愛らしい声だね。もしかして、僕の声にドキドキしちゃった?
南雲の口調はいつも通り軽やかだ。
あなた
ち、違います。今、ちょっと…変なことになってて…
あなたの下の名前は言葉を濁したが、南雲は全てお見通しのようだった。
南雲
変なこと?もしかして、耳としっぽが生えちゃった~?
あなた
!! なんで知って…
南雲
ん~勘かな?
南雲は、まるで天気の話でもするかのように告げた。
あなた
(この人の勘鋭すぎでしょ)
南雲
あっ、僕、あなたの下の名前ちゃんを迎えに行くね
あなた
そうですか........はぁ⁉
南雲
反応遅いねぇ~。そんなんじゃサクッと殺られるよ
南雲
じゃあ僕はあなたの下の名前ちゃんを迎える準備をしないといけないからいったん切るね
南雲はそう言うと、数分後には高専の敷地の外にいることを伝えてきた。
南雲
無理しなくていいから、しっぽを隠して、こっちに来てくれる?とびきりのお魚の握りを用意したよ
あなたの下の名前は、渋々了承した。
あなたの下の名前は、猫耳をフードで隠し、尻尾をスカートの中に押し込んで、こっそりと高専の門をくぐった。
いったん切ります。
Next♡10。





お知らせ
一月に入ったら本格的に受験勉強するので更新できません。
お会いできるのは2月だと思います。

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