第6話

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2023/11/20 08:35 更新


リノside



リノ
リノ
じゃあさ…お腹すいたからご飯作れる?
ハン
ハン
えっ…?


あれ、もしかして作るの苦手…?




執事とかいるような家だもんな…





知らないフリしとこっかな…ㅎㅎ




ハン
ハン
…わ、分かった…
ハン
ハン
何がいい…?
リノ
リノ
何でも良いよ、ジソアの作れるやつで
ハン
ハン
じゃあリビングで待ってて!



そのまま従って俺はリビングに向かった。


何作るのかな…?



にしても広いな…




うろうろしているうちに15分程経っていた。



きっと手間取ってるんだろうな…ㅎㅎ



ジソアには悪いけど見に行くことにした。








ハンside




ハン
ハン
うーん……


何が好きか分からないけど、とりあえずキンパを作ることにした。






材料は…とりあえず全部ありそうだな…


スマホとにらめっこしながら材料1つ1つ取っていく。


ハン
ハン
よしっ、揃った…


問題は包丁なんだよな…





僕は昔から包丁がやたらと苦手で親があまり使わせないようにしていた。


もっと練習しとけば良かった…



恐る恐る包丁を取って軽く水で洗う。


その後茹でたほうれん草を見て、包丁を持った。



ハン
ハン
うぅ…

ケガしそう…


中々切れずにいた。



その時だった。


リノ
リノ
何作ろうとしてんの?
ハン
ハン
わっ…!


気がついたらリノさんが後ろにいた。


気配無かった…




リノ
リノ
危ないって…まったく…包丁苦手?
ハン
ハン
…うん…
リノ
リノ
そう思ったㅎㅎ


バカにして……


リノ
リノ
ほら、一緒にやるぞ
ハン
ハン
えっ、一緒に?
リノ
リノ
そりゃそうだろ、ひとりでやるか?


ひとりは無理っ…

ハン
ハン
お願いします…


大人しく従うことにした。













リノ
リノ
ん、やるぞ


リノさんはいつの間にか纏っていた黒い上着?を脱いで黒いロンTを着た状態だった。






腕捲くりをして、いかにも料理出来そうな雰囲気…

リノ
リノ
基本は分かるな?
ハン
ハン
猫の手だっけ?
リノ
リノ
そそ、はい準備


包丁を右手に持って左手で猫の手をつくる。



リノ
リノ
まず、ほうれん草の根の部分は切る


恐る恐る包丁を下ろす。



怖いな……


力の込め方がよく分からなくて、少し躊躇ってしまう。






ギュッ





背中に体温を感じた。

驚いて横を見ると、綺麗なリノさんの顔があった。


ハン
ハン
あっ……///
リノ
リノ
下ろすだけだから、ほら


手を上からそっと持ち、包丁を一緒に下ろしてくれた。


リノ
リノ
んで…何作るの?
ハン
ハン
あ…キンパ…
リノ
リノ
いいね、俺好き
ハン
ハン
…//


ふと見せた笑顔につい顔が熱くなってしまった。



ほんと…この人と居ると調子狂うよ…


リノ
リノ
お前一人じゃできなさそうだし、一緒に作るぞ
ハン
ハン
あ、はい…


どうやら一緒に作るみたい。


作ってあげるつもりだったのに結局助けてもらっちゃったな…ㅎㅎ



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