第7話

5.びしょ濡れ
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2026/06/28 07:27 更新
みく
お姉ちゃんは家族なんだから一緒にいなきゃでしょ?
私はそこで何かがプツンと切れた
あなた
…家族ね、
みく
そうよ!
あなた
みくはお母さんたちから優遇されて、蔑ろにされてる私を見て優越感に浸ってるだけ
みく
は?
あなた
家族での出来事、全部に私はどこにも居ない
みく
そんな言い方無いじゃない!
あなた
…私はもう戻らない
みく
何言ってんの!
そう言ってみくは私の荷物を掴んだ
あなた
嫌っ!離してっ!
みく
っ…!
するとみくは私の荷物を奪い取った
あなた
みく…お願い、私をもう逃がして…グスッ
私は何を言ってるんだろう、何から逃げると言うのだ
みく
…自分勝手すぎでしょ、
あなた
みく
せっかく、許してあげるって言ってんのに、自分からそれを拒むんだ
あなた
みく….
みく
いいよ、返してあげる
そういうとみくは橋の下の川に向かって私の荷物をばらばらにして投げた
みく
自業自得だからね
みくがそう言うと
あきと
みく、帰るぞ
みく
じゃ、お姉ちゃんあきと来たから帰るね、またあきとに痛い目見させてもらうから覚悟しといてね
みくがする訳でもないのに随分と得意そうに言っていた
川に入りみくに投げられたぶんの荷物を泣きながら拾う
あなた
もう….嫌だ…
絞ったり、拭いたりして1つ1つ拾っていく
少しすると
永瀬廉
永瀬廉
あなた!
あなた
っ…!
永瀬廉
永瀬廉
屋敷を出ていって帰ってこないと連絡があって…
あなた
永瀬廉
永瀬廉
そんなに濡れてどうした…?
あなた
……で…
永瀬廉
永瀬廉
え…?
あなた
何で私にそんな優しくするんですか…?
永瀬廉
永瀬廉
あなたが大事だからだと言っている
そう言って廉さんも川に入って私の荷物を拾ってくれる
あなた
…いいです、やめてください…
永瀬廉
永瀬廉
嫌や…
あなた
ほんとにいいです!
私は廉さんから荷物を取ったが勢いで尻もちを着いてしまった
あなた
ウワッ!
永瀬廉
永瀬廉
あっ!
バシャーン
2人同時にびしょ濡れになった
永瀬廉
永瀬廉
悪い…急で、支えられなかった…
あなた
…ふふっw
永瀬廉
永瀬廉
…!
あなた
私は片手で少し水をすくって廉さんのお腹辺りに水をかけた
永瀬廉
永瀬廉
おい!w
あなた
びしょびしょですね…
永瀬廉
永瀬廉
だな
廉さんの笑顔は、国のトップとはかけ離れるほどの無邪気な笑顔だった
あなた
…!
永瀬廉
永瀬廉
な、何だ?
あなた
朝までは大人みたいな微笑みだったのに、今は子供みたいな笑顔だったのでそんな顔もするんだなって
永瀬廉
永瀬廉
…ダメか?
あなた
いえ!いい顔だったなと思って
永瀬廉
永瀬廉
…そう言うあなたも、俺の前で初めて笑ってくれたぞ
あなた
っ…///
永瀬廉
永瀬廉
…ありがとうあなた
あなた
何でお礼言うんですか?お礼言うのは私の方なのに
永瀬廉
永瀬廉
…俺は生まれた時から人の上に立つ立場だった
あなた
永瀬廉
永瀬廉
それに、今まで何もかも我慢してきた、人との関わりも色々と
あなた
廉さん…
永瀬廉
永瀬廉
対等に関わりあえたとしても、ほんのひと握り、そのひと握りも俺に気を使っているのが丸わかりだ…
あなた
永瀬廉
永瀬廉
俺は、立場的にも弱い姿を見せられない、逃げれない、
あなた
永瀬廉
永瀬廉
こんな頼りない俺だが信じて来てくれないか?
廉さんが頼りない?そんなわけない、昨日私を助けてくれたあの人が弱いわけない
あなた
私なんかでいいんですか…?
永瀬廉
永瀬廉
あなただからいいんだ
その言葉に私は涙が零れた
あなた
グスッ….グスッ…
すると、廉さんが優しく抱きしめてくれた
永瀬廉
永瀬廉
風邪を引いてしまう、とりあえず屋敷に戻ろう
あなた
はい…
こんにちは!主です!テスト期間になると筆が乗るのホントやめて欲しい書いちゃうじゃん
では、またお会いしましょう!

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