第8話

6.炎
62
2026/06/29 07:00 更新
屋敷に戻ると、使用人の人達や屋敷で仕事している人達全員が大騒ぎしていた
使用人A
廉様!?あなた様!?
永瀬廉
永瀬廉
今帰った、俺もあなたも無事だ
使用人A
良かった、でもどうしてそれほど濡れてらっしゃるんでしょうか?
永瀬廉
永瀬廉
色々あったんだ、とりあえずあなたを温めてやってくれ
使用人A
お風呂の準備ができております、こちらへどうぞ
数分後、お風呂から出ると
あなた
廉さんもお風呂入ったんですか?
永瀬廉
永瀬廉
あぁ、
あなた
あ、と言うか、お仕事は!?
永瀬廉
永瀬廉
副社長に押し付けてきた
あなた
いいんですか…?
髙橋海人
髙橋海人
いいんですよ、廉様は朝早くから夜遅くまで休みなくずっと働いてらっしゃるのですから
永瀬廉
永瀬廉
それよりあなた
あなた
はい?
永瀬廉
永瀬廉
家族から離れたくないか…?
あなた
っ…!
永瀬廉
永瀬廉
望むのなら可能だ
あなた
…分からない…
永瀬廉
永瀬廉
…そうか…
あなた
永瀬廉
永瀬廉
じゃあ、あなたの家へ行かせてくれ
あなた
え…?
永瀬廉
永瀬廉
ダメか?
あなた
えっと…
永瀬廉
永瀬廉
では行こう
そう言って廉さんは立ち上がった
抵抗も出来ず、そのまま家に来てしまった…
みく
あれ?お姉ちゃん、戻ってくる気になったの?
あなた
みく…
みく
てか、横の男の人誰?家を出てもう男なんて作ったの?
あきと
はっ…?何であなたがここに
みく
あきと?
永瀬廉
永瀬廉
お前か、あなたに傷を負わせたのは
あきとを見ると、酷く震えている
みく
どうしたの…?
あきと
あの方は永瀬様だ…
みく
永瀬?
あきと
名前ぐらい聞いたことがあるだろう?日本で最も力がある名家の次期当主の方だ、
みく
そんな人が何でお姉ちゃんと?
永瀬廉
永瀬廉
俺の婚約者だ
みく
は!?
あきと
嘘だろ…
みく
嘘よ!どうせお姉ちゃんがたぶらかして助けて貰ってるだけよ!
あきと
この方はそんなんで協力するような人じゃない…
みく
じゃあ何で…
すると、父親と母親がやってきた
何騒いでるんだ?
騒がしいわね
あなたか?早く仕事しなさい
そうよ、溜まってるわよ
あなた
お父さん…お母さん…
あらその方誰?
あきと
永瀬様です…
永瀬って…あの!?
永瀬廉
永瀬廉
話をしに来た
廉さんは話をする態度でないような冷たい目をしていた
永瀬廉
永瀬廉
あなたをお前たちと縁を切らせ、あなたの祖父母と養子縁組をしてもらう
あなた
え!?
は?
何を言ってるんだ
永瀬廉
永瀬廉
そのままの意味だ
みく
そ、そんなの!おばあちゃんもおじいちゃんも迷惑だって断るわよ!
永瀬廉
永瀬廉
そんなこと既に確認をとっている
祖父
そうだ!
あなた
おじいちゃん!?どこから!?
祖父
永瀬さんが、あなたはもしかしたら遠慮してしまうかもしれないと言ってな、だからあなたに言う前に永瀬さんと話をしていたんだ
みく
何でおじいちゃんもおばあちゃんもお姉ちゃんの味方になろうとしてるの!?私も孫でしょ?
祖母
あなたにはお母さんとお父さんがいるでしょう?
祖父
あなたには両親が居ないも同然の扱いだ
何だと!
永瀬廉
永瀬廉
サインしろ、今日からあなたは祖父母の子だ
みく
そんなのダメよ!
あきと
みく、やめろ…!
みく
あきと、お姉ちゃんのことまたどうにかして!
あきと
っ…
みくにそう言われ、あきとが私に手を向けたその瞬間
永瀬廉
永瀬廉
フッ!
あきとが豪快に燃えている
あきと
うわぁぁぁ!
みく
あきと!
あきと
熱いっ…!熱っ…
永瀬廉
永瀬廉
あなたの痛みを知れ
そう呟いた廉さんは本当に冷たく、人を見ているような目ではなかった
あなた
れ、廉さん!
永瀬廉
永瀬廉
っ…!
私は廉さんの腕を掴んだ
あなた
も、もういいです、止めてください…
私がそう言うと、廉さんは目を閉じた、それと同時にあきとの炎も消えた
あきと
ハァ、ハァ…くっそ…
消えた瞬間、あきとは意識を失った
みく
あきと!あきと!
永瀬廉
永瀬廉
心配するな、軽く力をぶつけただけだ
これを軽くと言えるなら…本当に莫大な力を持っているんだろうな…廉さんを怒らさないようにしないと…
永瀬廉
永瀬廉
あなたに感謝しろ、俺はあなたに危害を加えるものへは容赦しない
祖父
っ…
永瀬廉
永瀬廉
どうする?サインするか?
祖父
永瀬廉
永瀬廉
…俺もタダでサインしろとは言わない、これ以上あなたに関わらないことを約束するなら、少しだが支援をする
…わ、分かった
そう言ってお父さんは書類にサインした
永瀬廉
永瀬廉
よし、帰るぞあなた
あなた
は、はい…
こんにちは!主です!廉くんすげぇ強引にサイン勝ち取りましたね…これからどうなるんですかね、
では、またお会いしましょう!

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