そう言いニコニコ笑ってられたのは付き合って間もない頃。
優太くんと付き合い始めたのは高校3年生の冬。
その頃優太は高校3年間片想いしてた子と付き合えたが、付き合って2ヶ月後浮気をされ、別れてすぐだった。
相談、慰め役をしてたのは、7歳からの幼なじみの私。
優太が引っ越してきた頃から毎日のように遊んでて、中学のいつからか、優太に好意を抱いていた。
彼には好きな子がいる。ってのを聞いて諦めたが、幼なじみであるという事実は変わることなかった。
だから、彼女が出来たらすぐ報告されてた。
優太からしたらいいことなんだろうけど、私からしたら苦痛で仕方なかった。
だいすきな、私の幼なじみがとられた、と思った。
そんな時、優太からの一通のLINE。
深夜だったが、優太からのLINEで家に来てもらい近くの公園へ二人で行った。
経緯を全て聞き、私は呆れた。
優太は頷いた。
真夜中の公園で2人で抱き合った。
高校3年生の冬
私の恋が初めて実った日だった。














編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!