第88話

LXXVIII
2,384
2019/03/31 10:14
あなた
あなた
えっ?・・・涼介?
山田涼介
山田涼介
あなた様・・・いや、当主様
あなた
あなた
その呼び方・・・・・・やめて
山田涼介
山田涼介
あなた様、今回高熱が出た事・・・きっとあなた様の中で、この伊野尾家の当主という自覚が出たからではないかと推測いたします
あなた
あなた
・・・・・・えっ?
山田涼介
山田涼介
だから、最後にイヴが現れ、1つになったのでは・・・・・・?
あなた
あなた
自覚・・・・・・
山田涼介
山田涼介
はい。廉は、もうあなた様に仕えることはないでしょう。廉の分もこの私がお仕え致します
あなた
あなた
廉にも・・・・・・誰か仕えるの?
山田涼介
山田涼介
はい。明日、新しい執事がつきます。
あなた
あなた
新しい・・・・・・執事
山田涼介
山田涼介
クスッ・・・何かご心配事でも?
あなた
あなた
・・・・・・・・・
山田涼介
山田涼介
クスクス・・・安心してください。男性の執事です
あなた
あなた
///////////////
山田涼介
山田涼介
あなた様、今後の予定ですが、今まで通り学業に専念していただきます。そして、廉も当家の事を学ぶ時間が必要です。婚儀までは、もう少しお時間がかかるかと・・・・・・
あなた
あなた
ぅん・・・・・・分かった
山田涼介
山田涼介
では、今日はゆっくりとお休みください
あなた
あなた
うん

この日から廉が私に仕えることがなくなった・・・・・・

仕方ない事だけど・・・・・・廉と顔を合わせる回数も自然と減っていった・・・・・・





数日経った朝・・・・・・・・・


山田涼介
山田涼介
あなた様、おはようございます。
あなた
あなた
ん・・・・・・おはよう
山田涼介
山田涼介
あなた様、今朝はアールグレイティーをご用意致しました
あなた
あなた
ありがとう
山田涼介
山田涼介
お食事は、どうされますか?
あなた
あなた
ん〜、部屋でとるよ
山田涼介
山田涼介
かしこまりました。では、お持ち致します
あなた
あなた
分かった〜


はぁ〜・・・・・・最近、学校にもあんまり行けてないんだよな・・・・・・大貴と紫耀とまた騒ぎたいな・・・・・・


🚪コンコン


あなた
あなた
どうぞ
有岡大貴
有岡大貴
あなた〜🎵おはよぉー
平野紫耀
平野紫耀
あなた〜🎵
あなた
あなた
えっ?大貴、紫耀?
有岡大貴
有岡大貴
最近、学校あんまり来ないから、顔見に来た
平野紫耀
平野紫耀
どうせ、廉と会えないとか、当主になる勉強とかで、元気ないだろうと思って
あなた
あなた
さすがだね!その通り!!
有岡大貴
有岡大貴
ほんとに会えてないの?廉と
あなた
あなた
ゆっくりとはね
平野紫耀
平野紫耀
婚儀が終われば、同じ部屋で生活出来んじゃないの?
あなた
あなた
いつになるか・・・・・・わかんないし


🚪コンコン


山田涼介
山田涼介
失礼します、朝食をお持ちしました
あなた
あなた
あっ涼介、大貴達のもある?
山田涼介
山田涼介
クスッ・・・はい、ちゃんとご用意しております
平野紫耀
平野紫耀
おっ!山田さんの朝ごはん〜🎵
有岡大貴
有岡大貴
久しぶりだよな〜
あなた
あなた
準備良過ぎない?
山田涼介
山田涼介
このくらい出来なくてどうします?(笑)
あなた
あなた
ケラケラ・・・そうだよね!なんてったって、涼介は家の執事の頂点だからね(笑)
有岡大貴
有岡大貴
えっ?そうなの?
平野紫耀
平野紫耀
凄くない?
あなた
あなた
執事、メイド合わせて50人以上居るからねー
山田涼介
山田涼介
それほどでもないですよ?
あなた
あなた
それより、食べよ〜!!
平野紫耀
平野紫耀
いっただきまぁーす!
有岡大貴
有岡大貴
いただきます
あなた
あなた
ん〜〜〜〜!絶品!!
平野紫耀
平野紫耀
モグモグ・・・・・・ほんとに美味しい🎵
有岡大貴
有岡大貴
うん、うまっ🎵
山田涼介
山田涼介
ありがとうございます
あなた
あなた
涼介、今日は、学校行ける?
山田涼介
山田涼介
はい(ニコッ)本日は行けそうですよ?
あなた
あなた
やったぁ🎵大貴、紫耀!一緒に学校行こう!
有岡大貴
有岡大貴
おう!
平野紫耀
平野紫耀
もちろん🎵


久々の息抜き・・・・・・本当に楽しみだ・・・・・・
浮かれた気分で、学校の用意をした・・・・・・





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作者です。
いつも楽しみにしてくださってる方、ありがとうございます。
初めて読んだって方、私の作品に目を通してくださってありがとうございます


さてさて、おすすめ③!

アカリさんが連載している『完璧なあの子と密かな恋』です!


この作品はですね、読んでいて凄くハラハラドキドキします!いろんな意味で(笑)

話の展開が初めは早いんだけど、でも掛け合いとかも凄く面白いです!!

交換宣伝が決まってから、読み始めたんですが、楽しく読ませてもらってる作品の1つです。

皆様も、良かったから読んで見てください!


えーっとですね、「2人の執事と2人の親友」なのですが、そろそろエンディングに向かってます!

完結まであと何話かかるか分からないですが、最後まで是非、お付き合い下さい。


作者 あんず

プリ小説オーディオドラマ