第67話

LX
2,612
2019/03/24 23:38
永瀬廉
永瀬廉
あなた、本当に大丈夫ですか?
あなた
あなた
大丈夫だって
永瀬廉
永瀬廉
何かあったら・・・・・・
あなた
あなた
連絡する
有岡大貴
有岡大貴
あなた、なんてお店?
あなた
あなた
ん〜、銀座の〇〇〇ってお店
平野紫耀
平野紫耀
あ〜、確か有名なとこだ
あなた
あなた
え?そうなの?
永瀬廉
永瀬廉
まぁ、たまには女子達とご一緒するのもいいかもしれませんね・・・・・・
あなた
あなた
やばっ!行かなきゃ
私は走りだした・・・
有岡大貴
有岡大貴
廉・・・・・・大丈夫かな?
平野紫耀
平野紫耀
あなた、人を信用しないとか言ってるけど、疑う事をあんま知らないって言うか・・・・・・
永瀬廉
永瀬廉
クスクス・・・そうですね。
廉はそう言いながら、発信機のボタンを起動した
有岡大貴
有岡大貴
そこまでするんだ
永瀬廉
永瀬廉
何かあれば、私の面子が危ういので
平野紫耀
平野紫耀
だからって・・・・・・
永瀬廉
永瀬廉
仕方ありません。じゃじゃ馬なので(笑)
有岡大貴
有岡大貴
なぁ、廉。山田さんの命令?
永瀬廉
永瀬廉
命令ではありません。意見を取り入れた・・・と言う所です
平野紫耀
平野紫耀
本当に・・伊野尾家ってやる事普通じゃないね

待ち合わせの正門




女子
「あなたさん、こちらです」
あなた
あなた
ごめん、お待たせ
女子
「では、参りましょう」
あなた
あなた
パンケーキ🎵

女子生徒の車に乗り込みパンケーキ屋に向かった・・・・・・だが、いくら車を走らせてもつく気配はなく、窓の外の景色は見たことの無い景色が広がっていた




なに?パンケーキは?・・・・・・はぁ〜・・・・・・また拉致された?けどこの子の家って・・・確かパパの子会社の社長・・・・・・だから大丈夫って思ったんだけど・・・・・・


そんな事を考えてる内に、古びた小屋の前に車が停車した


あなた
あなた
ねぇ、ここどこ?パンケーキ屋じゃなさそうだけど・・・
女子
「あなたさん・・・・・・すいません」
あなた
あなた
ん?・・・・・・どうしたの?
その子は、突然泣き崩れガタガタと震え始めた
あなた
あなた
えっ?大丈夫?なに?
急に車のドアが開いた。そこには、見覚えのある顔が・・・・・・

あなた
あなた
っ!!・・・・・・なんで、あなたが?
岸優太
岸優太
どうも🎵お嬢様、また会えた(笑)

ボコッ・・・・・・


女子
「ウッ・・・・・・・・」

岸は、女子生徒を殴った

あなた
あなた
ちょっと!!何するの!!
岸優太
岸優太
あなたお嬢様が抵抗しなけりゃ、この子はこのまま帰してやるよ・・・
中島裕翔
中島裕翔
あなたお嬢様、少し俺達に付き合ってよ
運転席から声が・・・・・・
あなた
あなた
どうする気?
中島裕翔
中島裕翔
ひとまず、車から降りてくれる?
女子
「ダメ!あなたさん」


私は女子生徒に抱きついて、慰める素振りをした。そして、耳元で呟いた
あなた
あなた
大丈夫。・・・いい?よく聞いて。私が車から降りたら、車と反対側に走りなさい。道路に出るはず。
女子
「でも・・・・・・ウウッ」
あなた
あなた
道路に出たらこれを思いっきり、壊しなさい。しばらくすると、家の車が迎えに来るはずです。
女子生徒の手に、廉が付けた発信機を手渡した。


女子
「あなたさん・・・・・・」
あなた
あなた
私は大丈夫です
女子
「・・・・・・分かりました。」
岸優太
岸優太
なに、やってんだよ!早く出ろよ
中島裕翔
中島裕翔
なに、ブツブツいってんの?
あなた
あなた
今行く・・・・・・

私は車から降りた。と、同時に女子生徒が、走り出した

岸優太
岸優太
あっ!あいつ!!
中島裕翔
中島裕翔
ほっとけ!あいつにはもう用はない・・・・・・
あなた
あなた
私になんの用?
中島裕翔
中島裕翔
まぁ、そう焦るなよ
岸優太
岸優太
そうそう!俺らとちょーっと遊んでくれたらいいだけだから
あなた
あなた
誰の命令?
中島裕翔
中島裕翔
今の俺らは、誰の命令も受けない
岸優太
岸優太
エヘヘヘヘ
あなた
あなた
今は・・・・・・?
岸優太
岸優太
裕翔さん、早くやりたいんすけど(笑)
中島裕翔
中島裕翔
岸、うるさいぞ!少し黙れ
岸優太
岸優太
すいません
中島裕翔
中島裕翔
さっ、こんな所じゃなくてあの小屋の中で、ゆっくり話しませんか?・・・・・・クスクス
あなた
あなた
・・・・・・いや
中島裕翔
中島裕翔
おいおい、今更抵抗とかすんなよ・・・・・・

そう言って、裕翔はあなたの肩に腕を回し小屋へ向かって歩いていった・・・・・・

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