潔世一 side
チャリ チャリ チャリ チャリ
自転車を押しながら、家へと帰る
歩く度に、試合のことを思い出す
監督はあぁ言っていたけど、
結果は、全国大会にあと“1歩”
届かなかったチームだ。
俺は、そのチームの無名の2年生FW。
それが現実 ....
俺は、あなた達のような英雄選手に
なれそうにありません。
あなた達のプレーに魅せられて、
ただ、あなた達に憧れて ....
俺はずっと、サッカーを続けて行きました。
でも ______ 。
いつか、日本代表の
エースストライカーになって
W杯優勝するっていう
俺のアホみたいな夢が _____ 。
ぇ、今までの悩みが吹っ飛ぶ程に
びっくりしたと思う。
だって目の前には ....
俺の .... いや、世界の憧れの
あなたの下の名前様がこの日本に、俺の前に居るんだから
そういい、口元に人差し指を当てる
彼女は .... あまりにも可愛かった。
一瞬耳を疑った。 だって、
“吉良涼介”みたいな子が、
選ばれると思っていたから。
俺には分からなかった。
エゴと言う言葉が。
近々聞く .... 、?
またあなたの下の名前様に会えるってこと?
そして、あなたの下の名前様は口角をあげて言った
その時、俺は今日1番
いい笑顔をしていただろう。
そして家へ帰ると ________ 。

未来を帰る、1つの道が開かれていた。
そう、
青い監獄への招待状だった















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!