とは言え..元々用意されないご飯をいらないと言う
電話をする訳にもいかず事情を説明せず
少し気まずい空気が漂っていた
2人で暫く歩き卵を買って帰路に着いた頃
振り返るとそこに居たのは田鋤風和璃
田鋤は困惑で顔を顰めていた
如月は私の手を引いて歩き出そうとした
私の声を聞いた如月はすぐに手を離した
そう言うと如月は再び歩き出し､私もついて行った
そんな会話をしていたら如月の家に着いた
〜数十分後〜
お皿に綺麗に盛り付けられた
ハンバーグと色とりどりの野菜
その上には美味しそうな目玉焼きが乗っていた
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第14話 🎧...........
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました！