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第14話

12.5話
39
2026/02/25 15:00 更新
ポタポタポタポタ
皇千ト
皇千ト
ん…ぇ…?
皇千ト
皇千ト
ここは、?
ここは…どこだろう。暗い、怖い、冷たい。

近くに水が垂れてて、霧がかかってて、絶妙に暗くて……
皇千ト
皇千ト
!(首を触る)
皇千ト
皇千ト
さっき切ったはずの傷がない…
じゃあここは死後の世界…?
右手くんと左手くんもここに来てるのかな…
それとも僕だけまた別々になっちゃったの?
皇千ト
皇千ト
分かんない…けど…
ここにいる確信も、いない確信もないなら、探そう。
希望がある、それだけで僕は、前少しだけ、寂しさがまぎれた気がしたから。

ポチャンッ ポチャンッ

僕は、2人を探しに走った。その時だけは、疲れも寂しさも感じず、ただ無心に2人を探した。
_
ーーーー
_
〜〜?
皇千ト
皇千ト
あの背中は…
いた…右手くんと左手くんだ。後ろ姿だけど、僕が2人を間違えるはずがない。

すぐに走った。今まで走り続けてたけど、今はもう2人のこと以外なにも考えられない。
皇千ト
皇千ト
おーい!
皇千ト
皇千ト
(速く…もっと速く…!)
だって2人は、僕の――
皇千ト
皇千ト
右手くん!左手くん!

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