僕は最後に3人で逃げた山へきた。
警察の立入禁止テープが貼ってある。僕はそれをくぐる。もう2人のこと以外考えられなくなってきてるんだ…
だんだん息があがってきた。山だからなのか、心じゃなくって、体がこれから起こることを怖がっているのか…
2人が死んじゃった場所についた。そこには遺体はなく、2人がいたことを証明させる痕跡が、草や土についたわずかな血痕しかなくなっていた。
そして僕は首を切った。
頸動脈を深くきったからかなぁ…すぐにじめんにたおれちゃった。めのまえがまっかにそまってく…。もうすぐ…あえる…
僕はゆっくり、目を閉じた。もう、痛みなんか、感じなくなって、今はただ、2人に会えることだけが、かすかな希望だった。













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。