第4話

第三話 夕暮れの風に誘われて
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2025/12/05 10:56 更新



緑谷出久
、、、何か、方法は、、、、


ずっと、あの日から考えていた

自分は一回しか見なかった夢を
ずっと見続ける二人の事を



何かヴィランの個性なのか?


相澤先生にも何度も相談したが
このような遠隔操作系個性は
操作している本人を見ないと、どうする事も出来ないと言う。



あの夢をずっと見続けるのはかなり精神的に参ってしまう。
それは、一回しか見なかった僕にでも分かる。



あの、生ぬるい感触









肌を垂れる汗


全てが、神経を逆撫でされているようで
気分が悪かった。



考えるだけでも吐きそうになる、あの夢



緑谷出久
(少しでも、役に立つ事は出来ないのか、、、?何か、情報さえあれば、、、ッ)





???
、、、緑谷くん?


緑谷出久
え、、、ッ、、、あ!、、、麗日さん?
 
麗日お茶子
どうしたん?そんな所で真剣な顔して


麗日さんは心配そうにこっちを見ていた。
それはそうかもしれない。


ここは、あまり人が来るような場所ではないから


麗日お茶子
ずっと前からそんな調子やなかったけ?
麗日お茶子
なんか困り事でもあるん?


緑谷出久
、、、、、、



話すべきなのか
僕達が見た夢は先生以外には誰にも話さなかった。


尾白くんも、青山くんも誰にも話そうとはしなかった。




いや、、、、話せなかった。


自分達が、仲間を傷つけている夢
そんな夢を話せるのか?


無理だ。僕だって話すのには躊躇してしまう。



でも、、、、話さなかったら話さなかったで、かえって相手の迷惑になってしまう。

話したくない。話した方がいい良いかもしれない
この気持ちがぐちゃぐちゃになって、上手く言葉が出てこない。


麗日お茶子
、、、正直に話してほしい。
緑谷出久
、、、え



麗日お茶子
そんなに困っとるなんて、見過ごせない、、、、!
麗日お茶子
私、助けたい


麗日お茶子
ヒーローだから!



麗日お茶子
仲間が困っとんのに、なんもしやんのはヒーローじゃないから!


麗日お茶子
、、、「余計なお世話はヒーローの本質」なんでしょ?
緑谷出久
麗日さん、、、!



その暖かい言葉に、不安な思いが溶けていった。
全部、全部、、、、吐き出すように言った。


自分でも驚くくらい、すんなりと口が動いた。







麗日お茶子
そうなんや、、、。そんな事が
緑谷出久
うん。ずっと前から見てるんだ。
緑谷出久
僕は、一回しか見てないのに、、、何であの二人だけはずっと、、、、?


麗日お茶子
それで困っとったんやんな。


緑谷出久
何か、、、最近変な事なかった?変な夢見た、、、とか。



麗日お茶子
んー、、、変な夢は見とらんけど、、、ここに来る前に、少し変な人やったら見たよ。

麗日お茶子
黒いフードかぶってて、顔は、、、マスクしてたからほぼ見えんかった。
麗日お茶子
でも、男の人だった。


麗日お茶子
で、、、その人、、、小さい声で


















麗日お茶子
「あーあ、死んじゃった」って、、、




緑谷出久
、、、ッ





その言葉に、恐怖を覚えた。
だって、その言葉は、、、。

















































あの夢の最後に聞いた言葉なのだから、、、、






「あーあ、、、、、」

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