〜始業式〜
校長 : この学校で学べていることに誇りを持ち、品格や
尊厳を、、、
凌は退屈な始業式から抜け出すことにして、先生の目を盗み、いつもの場所に来ていた。
この部屋は今は使われていない手芸部の部室で、ソファーや机、テレビなど暇をつぶすにはピッタリの場所だった。
凌は始業式が終わるまでソファーで寝ることにした。
「(ガタッ!!)」
急に部屋の外で物音がし、凌は目を覚ました。部屋の外を窓からみると男女の影が見えた。
女 : 「なにー?話しって!」
男 : 「えっと、、、ずっと前からあなたのことが好きでし
た。もしよければ付き合ってください!」
そう思った凌はもう一度寝ようと寝転んだその時、
女 : 「や、やめてください! 触らないで!!」
そう叫び声が聞こえてきた
面倒なことに巻き込まれたくはないけれど、助けなかったことがバレたら持っとめんどくさい事になりかねない、そう思い部屋を出ようとしたその瞬間
「ゴンッ」
と鈍い音が聞こえた。凌は窓から様子を見ると、男が倒れていて走り去って行ったところだった。
女 : 「ねぇ、そこの部屋誰かいるんでしょ?」
女はそう言い、部屋のドアを開けた
女 : 「なんでって、視線感じたし。何より外から中結構
見えてるよ?笑」
女 : 「ていうか、なんで助けに来てくれなかったの!?
もしかしたら大変なことになってたかもよ!?」
女 : 「何よー!」
女 : 「まぁ、それは、男性の急所を一蹴りしただけで
、、、 てへっ^^」
そう笑った彼女を見てしばらく凌は目が離せなかった
女 : 「ん、何?なんか顔に付いてる?」
女 : 「名前!!そういえば言ってなかったよね。私、、、」














編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!