第21話

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2025/05/03 08:20 更新



ダンスや社交的な話が終わり、皆が気を抜き始めた頃
ロボロが口を開く
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ちょっと休憩せぇへん?
そう言いながらルーフバルコニーを指す
ルーフバルコニーに出ると、風が冷たく凍る夜空には無数の星々が輝き、俺らを照らす
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〜、〜♪
zm
〜?〜〜♪
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、この曲知ってるんやな
zm
おん!昔の友達とよく、うた、ってて、
zm
うたっ、て、て
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んふ
白く美しい月の光を浴びたロボロが此方を向く
もう一度ロボロの顔を見る
十何年も前だから、すっかり忘れていた。
昔会った彼も、ロボロも、同じ桃色の宝石の目をしているではないか。
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思い出した?
宝石を包む瞼に、透明な雫が溜まる。雫は、月の光を浴びて、きらきらと輝く
そんな輝きを放つ宝石を見ていると心にガラスが刺さる
なんで、俺を助けてくれた人なのにすぐに思い出せなかったんだろう
zm
ぜんぶ、ぜんぶ思い出した
zm
俺の牢に来た日のことも、、歌を教えてくれた日も、ぜんぶ、おもいだした
目から雫が溢れる
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んふ、だいじょーぶ、だいじょーぶ
ロボロの宝石からも雫が流れ出す
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おもいだしてくれただけでうれしいわ
嗚呼、ほんとになんで此奴はこんなに寛大なんだ
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、ゾムもおおきくなったなあ
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昔は俺とそんなかわらんかったのに
zm
おれのがデカかったわ、
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はあ?なんやねんおまえぇ
涙をひっこませ、すこし昔話に花を咲かせる
zm
つーか、ロボロが俺のこと拾った理由ってなんなん
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んー、なんやろw
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強いて言うなら此奴は救わなって思ったからやな
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ゾムって気づいたのはその後やから
zm
ほーん
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ん、そろそろ中入ろうや
zm
おん!
中にはいると、丁度主催者が終わりの挨拶をしていた
主催者
本日はご参加いただきありがとうございました
気をつけておかえりください!!

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