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アノ子

アノ子
  • ホラー
  • 夢小説
  • オリジナル
俺は目を覚ました。そこにあったのは知らない景色だった。自分が何者なのかも分からない。分かるのは何者かに追われていたことだ。それがわかったのは車が横転していたからである。きっと何者かに車で押されたのだろう。俺は行くあてもなく周りをさまよった。幽霊になったみたいだった。死んだのではないかと思ったが、自分の遺体がないから死んだのではないのだろう。しかし生きた心地はしなかった。しばらくさまよっているとひとつの建物が見えた。古い建物かと思ったが監視カメラらしきものがある。俺は藁にすがる思いでその建物のドアを叩いた。ドアが開くのより先に俺の体力が尽きた。視界がぼやけドアの付近に倒れ込むことしか出来なかった。気づいたら俺は寝ていたらしい。目を覚ますと、見知らぬ場所にいた。今度は外ではなく、建物の中のようだ。俺が困惑していると、とある男が入ってきた。そいつはだらしない服装でボサボサの髪、ついでに丸メガネと、よくあるアニメの博士みたいな存在だった。そいつは俺に構わず話し始めた。「君はどこから来たんだい?」と男にしては少し高い声で話し始めた。「まぁいいや!自分の名前は言えるかい?」俺は黙った。分からなかった。「そうか…よし僕は君のことをルークと呼ぼう!あっ!まずは僕の自己紹介が先だね。」と明るい調子で淡々と話を進めた。俺が呆気に取られているとそいつは自分の自己紹介を始めた。「僕の名前はライカ。女っぽい名前でしょ!これで昔散々いじられてたなぁ…あっあとこの場所は実験場って僕は呼んでる。本当は廃墟を使ってるだけなんだよね…」とライカという男は言った。俺は、「おい、俺で何すんだ?実験材料とすんのか?」とぶっきらぼうに言った。ライカは「いや、別に、君が助けてって言ったから僕は助けたんだよ」俺は黙った。確かに俺は助けを求めた。しかし心に突っかかりがあった。そして「確かにそれはありがたいが、俺は助けてもらっただけだなんかお返しさせてくれ」と言った。するとそいつは「わかった。じゃあ僕の実験のお手伝いをしてよ」とにっこりと笑った。

チャプター

全1話
618文字
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MARUダァ

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