第2話

怖すぎるよ…
736
2024/12/04 09:51 更新
状況整理しよ…えっとね、あだみちゃんに案内されてました


そしたら迷子になりました


色んな方向に歩きました。→赤い男に会いました(?)


もう怖い…色んな意味で
赤い傘の男
"貴方   名前    欲しい"

さっきからずっとこれ…


意味わかんないし、怖いし、肩に手を当ててくるし…


待って、もしかしてあなたの一人称の事好きなのかな
あなた
えっと…もしかしてあなたの一人称の事すき?


何故か顔が明るくなり長い前髪から真っ暗な瞳が見える
赤い傘の男
"好き   貴方    私"


あ〜もう…なんて言ってるかだいたい予想出来た…


これ絶対『僕あなたの事好き』とかそんなの言ってるでしょ…
あなた
意外と…こいつイケメンだな…

冷静になったあなたの一人称はクルッと半回転して赤い傘の男に体を向ける


そして長い前髪を自分の手でかきあげて瞳を見つめる




赤い傘の男
"貴方   好き   私  ?"


ほんと何言ってんのかわからん…


適当に返事しといても嫌な空気になったら更にやだ…


ん〜でもこれ一か八か返事しようかな…


どうせ『僕の事怖い?』って聞いてるのかな…
あなた
ううん…"全然"


その時赤い傘の男は三日月のような口を閉じて真顔になる


え、待って…やらかした??


死ぬ…?
赤い傘の男
"貴方   嫌い  私?"


また意味のわからない言葉…


死を錯覚したあなたの一人称はぎゅっと瞼を閉じる


???
何してんの!!


この少女の声…


あなた
あ、!…あだm……


危なっ?!名前を言うとこだった…
化之あだみ
またあんたか…!どこまで着いてくれば気が済むんだ!
赤い傘の男
"彼女   私   欲しい"
化之あだみ
"だめ!  絶対  !  彼女   渡さない!"



え、あだみちゃんも何か話してる…


あのイケメン男と…でも表情が…怒ってる
赤い傘の男
"貴方   名前   欲しい"
化之あだみ
だから上げないっての!!


またあの言葉…上げない?どういうことなんだろ


その瞬間あだみちゃんはバールを振りかざし赤い男を切るように殴る


でもそれは嘘かのように体を通り抜け赤い男は消えていった
化之あだみ
はぁ…大丈夫…?
あなた
あ、…えと……フラっ


あなたの一人称は疲れと緊張感が一気に抜け気を失ってしまった


化之あだみ
…?!大丈夫?!ねぇ!




次目が覚めた時は知らないベッドの上だった


体を起こし横を見るとあだみちゃんがあなたの一人称の膝で寝ていた
あなた
なんだコイツ…可愛すぎるだろ…

あだみちゃんはよく見てみるとちゃんと美少女だった(ふざけんな)


前髪が口に入りそうになってた


それを阻止するために指で耳にかけてあげる
化之あだみ
ん…ぁ、起きた?
あなた
うん…ありがと、ここまで運んでくれて
化之あだみ
ほんと重かったんだからね
あなた
ふざけんな


その時2人の口から笑いが込み上げてきた


楽しい…こんな何気ないことを話して笑い合えるのが…


こんなの初めてだったから____

プリ小説オーディオドラマ