「あなた〜 ? 生きてる?」
『.... むり、しんでる、』
やっぱり、、 。
さっきカレンダーが目に入って気付いたの、
あなた女の子の日もうそろそろだなって、
で、10時になっても起きてこない、、 これは確定でした。
「湯たんぽ持ってきたよ。」
「薬持ってきたけど飲める? 」
『...勝利よくわかったね、』
「そりゃね、あなた毎月辛そうだし」
『ん、ありがとう。薬飲む。』
薬飲んで、湯たんぽ抱き締めて布団の中に戻って行ったあなた。
『痛い、むり、、、 』
「目閉じてごらん」
毎月こんな辛いのかぁ、大変だな、
そう思いながらあなたの頭を優しく撫でてると、
スースー寝息が聞こえてきました 笑
あなたが起きないように、静かに隣に入って本を読もうかなって思ったらチャイに場所占領されてました 、、 笑
けど、気付いたのかあなたの方に少し寄って空けてくれたんです、なんて出来る子なんでしょう !! 笑
それから本を読んで、気づいたら12時で、
あなたは、、 まだ寝てます 笑
サラサラの黒い髪に白い肌、、 まつ毛が長くて、ちょっと唇がちっちゃくて、、、
ほんと可愛いんだよなぁ ...
久しぶりにあなたのことをちゃんと近くで見てたら、見とれてて 笑
あなた寝返り打ってあっち向いちゃった 笑
もうお昼だし、あなたにお粥でも作りますか、
ベットで寝てるあなたとチャイを起こさないように静かに起きてリビングに向かった。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。