第5話

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2022/01/28 15:00
トト子
トト子
まぁ、そんなこと言って全然無いんだけどねぇ
瑞希
瑞希
え、あそこのゲーセンとか、カラオケとかあるじゃん
街紹介もついでに3人で帰っていた。
(なまえ)
あなた
あ、じゃぁ2人がオススメする場所、教えてよ!
トト子
トト子
トト子達の?
瑞希
瑞希
はいはーい!じゃぁまず私
私とトト子ちゃんが連れられてきたのは、カラオケだった。
トト子
トト子
カラオケ?
瑞希
瑞希
そう、3人仲良くなる為にはやっぱカラオケかなって
瑞希に2人引っ張られて中に入ると、同級生の男子陽キャ組グループだった。その中にはたまたまあの人も加わっていた。
mob
あれ?弱井さん?
mob
あとさがい
※瑞希ちゃんの苗字です
mob
転校生も…
一松
一松
君達も歌いに来たの?ニコ
(なまえ)
あなた
中途半端ッッ!!!!
私はうっかりはっきりした声で言ってしまった。そして咄嗟に口を隠す。
周りの目を見ると唖然した顔。私はやってしまった。と顔を青くする。
その時に瑞希は私の肩に手を置いて、助け舟を出してくれた。(?)
瑞希
瑞希
あなたの気持ちはよーく分かるぜ
mob
は…?どういう事だよw
瑞希
瑞希
学校では長男と末っ子に会って、流れ的には次男が五男なのに、真ん中が来てリーチ揃わなかった気分なんだろ?
私は頭が真っ白になって口をパクパクと動かすだけだった。その時、一松君が苦笑いをした。
一松
一松
ごめんね、俺でw
(なまえ)
あなた
いえ……こちらこそ申し訳ありません…
私は謝る言葉だけしかでてなくて、抜け殻になりかけた。
mob
折角だし、3人も一緒にどう?
一松
一松
良いね、それ
mob
ね!弱井も
トト子
トト子
私は2人が良かったら良いかなニコ
瑞希は私の耳元で軽く聞いた。
瑞希
瑞希
私はなんでもいいけど〜
あなた大丈夫?3人単体でやる?それとも男子の方にする?それが断る?あなたの好きな方にしな
(なまえ)
あなた
私は…なんでも…いいよ、みんなに任せる
瑞希
瑞希
mob
じゃぁ皆仲良くなる為にも行こっか!
そう言って7人でカラオケの個室に入った。
個室に入ると、私は一松君の隣の席になり、瑞希はその隣で私を見守っていてくれた。
トト子ちゃんはと言うと、男子2人に挟まれ私に被害が届かないようにしてくれた。
瑞希
瑞希
あなた、しんどくなったらいいなよ?あと謝るのガンバ
瑞希はそう言って男子が歌っているのを盛り上げるために、タンバリンを叩いたり、手拍子等をしていた。
一松君も瑞希の様に笑って盛り上げていた。
(なまえ)
あなた
あの…松野一松さん…
一松
一松
ん?どうしたの?ニコ
(なまえ)
あなた
今回は大変申し訳ありませんでした。
一松
一松
あはは、謝らなくてもいいよ。さっきも謝ってたじゃないかニコ
(なまえ)
あなた
ですが、一松さんの心を踏み躙った行為だと私は思ったので…
一松
一松
それよりさ、今は楽しもうよ。せっかく皆歌ってたりするんだしニコ
一松君の笑顔は作り笑いのように思える。
だからなのか緊張の紐が解けない。その要因を作ったのは自分だが。
一松君が友人にマイクを渡されて歌い終わると、皆でハイタッチをしていた。
一松
一松
ほら、あなたさんもニコ
そう言って私とハイタッチをする一松君。
私が皆盛り上がっているのを縮こまって見てるいると、瑞希が気を使ってマイクを渡してくれた。
瑞希
瑞希
あなただけ歌ってないでしょ?mobが奢ってくれるんだし、躊躇するなってw
mob
俺言ってねぇぞ!wwまぁいいけどw
私は曲選が分からなくて、自分の好きなバンドの『セカオワ』の「ファンタジー」を選んだ。
一松
一松
最近の曲好きなんだねニコ
(なまえ)
あなた
いえ…そんな





皆歌い終わり、会計等を終わらすと、解散となった。
瑞希
瑞希
ごめんな、急に入ってきた感じで
mob
いやいいよw楽しかったし、ね!イチ
一松
一松
うん、またこういうことしたいねニコ
mob
俺らこっちだわ
瑞希
瑞希
じゃぁねあなた
トト子
トト子
また明日、あなたちゃんニコ
そう言ってみんな帰り、残されたのは私と一松君。





ん?私と一松君??

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