そうお願いされたとき
私を家族にしてくれたんだ
少しでもこの人たちの役に立ちたい
そう思った
だから、
ちぐちゃんに手を引かれ
私はキッチンへ手伝いに行った
包丁は施設で使ったことがある
まぁ美優さんの手伝いでちょっとだけだけどね
ちぐちゃんが手際よく切って
お手本を見せてくれた
本当にまたにお手伝いしただけなのか…?
ちぐちゃんの真似をしながら
人参を慣れない手つきで切っていく
次の人参を切ろうとしたら
人参が硬すぎて切れない
私が切るのに苦戦していると
ちぐちゃんが察したように話かけてきた
私では切れなかった人参が
ちぐちゃんは軽々と切っちゃった
ちぐちゃんと協力して
全部の野菜を次々と切っていった
ほんとんどちぐちゃんが切ってくれたけど
さっきからコソコソなに話してるんだろう?
気になる…!












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。