道枝side
俺は依頼者に連絡をする。
俺はターゲットを確実に殺す為、入念に計画を立てる。
いつもならここまで入念に計画は立てない。
だけど今回ターゲットは俺がずっと殺したかった奴だし、ホテルで殺害する事も滅多にない。
確実に殺すため計画を立てる。
まぁ失敗した事ないけど。
大西誠は俺が殺し屋になろうと思ったきっかけを作った1人。
俺が殺し屋になってすぐ全員殺してやろうと思った。
でもせっかくだから依頼で殺したいと思った。
だから依頼が来る事を願って待っていた。
殺し屋になって2年半、やっと依頼が来た。
あいつにも地獄を見せてやる。
こいつを殺したら、俺の"復讐"の始まり。
~筆者より~
読んでいただきありがとうございます。
次回も是非見てください。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!