〜優斗side〜
アメリカに来てから1週間が経った。
僅かな希望を捨てきれなかった俺は
少しずつ時間の合間に、いろんな病院を回っている。
優斗「…ここでもない、か……」
予想通り、現実は甘くないようで
あなたが見つかる気配すらしなかった。
もう全然、あなたに会えてないッ……
会いたい
あなたに、会いたい。
会いたい…、会いたい、会いたいッッッ…!!!!
??「あ、あの………」
優斗「え、?………誰、ですか…、?」
突然、俺に声をかけてきたのは
俺の母さんと同年代ぐらいであろう日本人女性だった。
??「髙橋さん…ですよね、?」
「私、上沼と言います。覚えていませんか、?」
優斗「上沼さん、??………あ、もしかして…!」
「あなたの担当看護師さんだった…!」
上沼「はい、!
お久しぶりです、!その節はどうも、」
あなたが小学生の時までの
あなたの担当看護師さんだった人だ。
優斗「ほんと、久しぶりですね!
でも、どうしてアメリカに?」
上沼「…実は、あの後、アメリカに転勤になって」
「今はここで、看護師をしているんです。」
優斗「そうだったんですね、、あっ、じゃあ」
「あなたがどこにいるか知りませんか、?」
上沼「…え、?」
優斗「今、アメリカに居るはずなんですけど」
「ちょっと色々あって連絡つかなくなっちゃって……」
「何か少しでも、知ってることはありませんか、?」
上沼「…………」
優斗「上沼さん、?」
上沼「…あなたちゃんは、もう ここには居ないわッ…」
優斗「…え、?」
ここには……いな…い、、??
上沼「2週間前、私が勤めている病院に
あなたちゃんが移動してきたんです。」
優斗「え?じゃあ、まだアメリカに居るんじゃ……」
上沼「……いいえ、、」
「もう、あなたちゃんは……いないわ……」
優斗「じゃ、じゃあ、どこに……」
上沼「……居ないのよ、、」
優斗「………え、?」
上沼「あなたちゃんはッ…もうッ、、、」
「どこにも、いないのよッッッ__________。」
〜to be continued〜












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。