ここは《ソル・セレーネ》太陽と月の国。この国には勇者と魔王の〈琥珀伝説〉がある。
そんな太陽の恵みと月の光に溢れているこの国に、とある二人の男の子が居た……
元気な顔で金髪の髪でタンクトップに赤いズボンを履いた7歳くらいの男の子がトコトコとやってきた。
寝起きの顔の寝癖が目立つ、紫色のブカブカの服を着た10歳くらいの男の子がトコトコとやってきた。
二人は大切な人に渡すお花を探していた。
二人は同時に同じ花のところへ走り出した。
二人は顔を見合わせ、少し驚いていた。
二人はとても楽しそうに話していた⋯が、どちらとも花から手を離そうとはしなかった。
どちらも手に持った花を譲ろうとはしなかった⋯が、急に二人は顔を見合わせると大きな声で笑い出した。
二人は近くにあった大きな木に登り、話し始めた。
これが、ドズルとぼんじゅうるが出会った日。その後も二人は家族のように接し合い、毎日のように会って遊んでいた。
それから13年後⋯⋯⋯













編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!