夜になった。
空は、星の輝きで満ちている。
都会だと、夜でも明るいから、中々星が見れない。
だが、ここの星は、綺麗だ。
それなのに、私の胸は晴れぬままだった。
昨日のことが忘れられない。
彼奴は何故、私の夢を知っていたのだろう。
いくら考えても答えが出ない。
きっと、罠だ。
そう思っているが、行きたい衝動に駆られているのもまた事実だ。
やはり、幼馴染に隠し事をしても無駄か。
その言葉を聞いて、何かが吹っ切れた。
私は彼奴と約束した場所へとかけていった。
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狂ってる。
その瞬間、後ろからものすごい力で引っ張られる。
そのまま、引きずられて、池の中に私は落ちていった。
息ができない。
助けて!
段々、眠くなってきた。
誰か、私を助けて。
縁・・・
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縁side
なぜだか、酷く胸騒ぎがする。
今日、結城が舞の練習時間に何処かに行ってきてから、様子がおかしい。
探りを入れてみたが、はぐらかされてしまい、何も分からなかった。
俺は眠りにつく。
すると、
今のは、まさか。
菊、様?
それじゃあ、結城に何かあったってことか!
俺は、まず先に彼奴の元へと急ぐ。
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そう言って、涼葉は目を閉じる。
涼葉、今世ではーーーーーーーって名前か。
前世のーーーーーーー、基、涼葉は特定の相手を見つけることができる。
それ以外にも浄化の力や、風の力を使えてた。
頼む。前世の俺が持っていた力が今の俺でも使えてたように、涼葉も使えてくれ!
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この数じゃ、結城を助けられない。
俺が悩んでいると、隣から暴風が吹き、妖怪たちを飛ばしていく。
涼葉は俺を風で宙に浮かべ、そのまま飛ばした。
くっそ。後で、覚えてろよ?
俺は、結城の気配を探して走る。
見つけた。
俺は、そのまま走る。
着いた先には、結城が池の中に引きずり込まれて、息が絶えた姿だった。
俺は、すぐに結城を池から引っ張り出す。
その際、結城を引きずり込んだやつが邪魔してきたが、全て火で燃やした。
結城は、息をしてなかった。
まだだ!まだ、間に合う!
俺は、結城に酸素を送り込む。
そのまま結城は寝てしまった。
だが、彼奴は消えた。
だが、兎に角結城が無事で良かった。
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編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。