ゆゆside
俺たちは急いであなたの下の名前のもとへ向かった
急がないと、あなたの下の名前はもう…もとに戻らないかもしれない
そうなるともう、あなたの下の名前を殺さなきゃいけなくなる
そんなの、嫌だ
俺達は……絶対にあなたの下の名前を取り戻すんだ
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ないこくん達に出会う前のあなたの下の名前は、まるで機械のようだった
ボスの言うことにただただ忠実に従うだけ
ボスは、そんなあなたの下の名前の事を、とても気に入っていた
きっと、忠実なしもべができたとでも思っていたのだろう
そんな彼女もかれらにであって変わった
大丈夫、きっと間に合う…
今のあなたの下の名前なら……まだ完全には堕ちていないはず…
りゅうside
俺、あなたの下の名前にフラれてからずっと…考えてたんだ
何がダメだったのか
でも、何がダメ…とか、なかったんだな
ただ、あいつらがあなたの下の名前の心を動かしただけ
………………俺には、出来なかったこと
でも、そんな…情けない俺でも!
あなたの下の名前を取り戻すんだ……………
たとえ…何を犠牲にしても、…
薇姫side
おそらく、あなたの下の名前がいるであろう…場所は、ひどい有り様だった
この匂いは…………………まさかッ
いや、やめよう
悪いのは、ボス…
あなたの下の名前じゃ………ない
きっと見つけ出すわ…あなたの下の名前
それまで…待っててね
火夜side
走って走って走って走って走って走って走って走って走って走って走って
どれだけ走って、辺りを見回しても………親友はいない。
もう、どうすれば良いのっ…
お兄ちゃん達も、生きてるかわかんなくて……
あなたの下の名前ちゃんも、見つからなくて……
たとえ、見つかったとしても……私に、何ができるの……?
弱気になりかけた時………
『火夜ちゃん(^-^)』
親友が、私を呼ぶ声が聞こえる…
ごめんっ、ごめんね…あなたの下の名前ちゃん
私には……無理かも、しれない
心が折れそうになった時………響いた声にハッとする
まさか…!この声は……………!!
私はまた、希望を取り戻して……精一杯叫ぶ
りうらside
りうら達は“ある場所”から、あなたの下の名前のもとへ向かっている
急がなきゃ…………!
あなたの下の名前がッッ
わずかに不安が残るが、きっと間に合う…あなたの下の名前を……助けられる
絶対に………失敗できない
一か八かの賭けだ……………
-hotoke-side
あなたの下の名前…!
待ってて!!
すぐに、行くからっ
迎えに……行くからっ!
僕、ほとけは泣きながらそう、心の中で繰り返す
あなたの下の名前が壊れたのは……きっと僕たちのせいだ…、
いや、僕のせいだ……
僕があそこで、ミスらなければ…………サナとマナに、勝てていたと思う…、
だから、余計に責任を感じる……
今回は、ミスらずに…………確実に、あなたの下の名前を取り戻さないとっ!!
初兎side
僕達は、あなたの下の名前がいるであろう場所まで来ていた
だけど、一向にあなたの下の名前は見つからない
どこにいるんやッ……………あなたの下の名前
🔪グサッグサッ
グチグチャ…ドロ~
あなたの下の名前は、進み続ける……………
赤く………………黒く染まる…………
未来を求めて…、












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。