私と白菜、メスライオン...じゃなくてコハクと歩いていると、ものすごく鈍い音が辺りに響いた。
なんの音だ...!?
(血の匂い...)
!!!!
おぅ大丈夫かよ!?ゲン!
ダメだ、どう見ても即死...誰がこんなにむごいことを...!
...ゲンが簡単にやられるはずないでしょ、よく見なさいよ
これは...
血糊袋のガードだ
あ、あっちこっちに入ってるんだよ!
ゲンは先を見通せる男だ。
さすが...人の心理をよくわかってるな...
万一に備えて死ぬほど仕込んでたのか...!!ヤベーな!?
ククク...!やるじゃねぇか!骨の髄までマジシャンだよ...テメーはよ...!!
クッソ!絶対犯人掴まえんぞ!
犯人探しより今は重要な問題があるぞ
この重症ではいつ歩けるようになるか分からん、だがゲンが司のところに戻らなければ千空は殺される
私が行く
...いいのか?
元はと言えば私とゲンできてたんだ、あたしも...
...ー...ー
!
なにゲン...反論?
...ーー...ー
.....無茶だよ...そんなの
(ニコ
...わかった
千空、あんたに作って欲しいものがある...頼めるか
...おう、任せろ
ヤベーー!!ゲンとあなたの奴が消えやがった!!
あ''ー、戻ったんだろ、司んとこに
一方その頃...
ゲン...あとちょっとだから
うん...大丈夫だよ...!
司ちゃん.....!!
原始的な村があった、ゲンがその連中と揉めて怪我したんだけど...何とか帰ってきたよ
でさ!司ちゃん!そこに千空ちゃんは.....!!
影も形もいなかった!死んでるよ、間違いなくね!
そもそも、生きてたら私が殺してた
殺さなくていいって...言ったんだけどな...一応
.........ぁ
𝙉 𝙚 𝙭 𝙩 ↪︎
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