明日から1学年!
…だけど、そんなことで盛り上がれるわけない
つまんない。遊んでたい。
最低でも5学年までは行かないといけないんやろ?
僕の親は、最初はちゃんと幼稚園に行かせてた
学年未満のとこにも行かせてた
嫌になって抜け出した僕を怒んなかった
「そういう子」とでも思ったのか
あと、色んなところに連れてってくれた
村の外も、遠くも、近くも
僕も「遊び」には興味を示した
せっかく楽しいのに、急に「勉強」の話をされた
『イルカさんってなんで速いんだろうね?』『ライオンさんってなんで固いおにくをかみきれるんだろう?』
教える必要もないよ。だから何だよ。
あ、見て!あっちはトラさんの…
親はニコニコ、答えを待ってる。
僕は知らない
お母さん・ほら、ぼーっとしてないで指定帽被ってみなさい?
お母さん・いいじゃない!可愛いわよ
お母さん・明日の準備があるでしょう?
お母さんに悪気は無い
どちらかといえば良い親だ
お母さん・w楽しいわよ
お母さん・それはそうだけどね、お友達もできたら楽しいわよ
お母さん・だからもう寝なさい?
お母さん・朝よー
お母さん・今日から1学年よー!指定服着て!
お母さん・割と近い方よ
お母さん・ちゃんと道、覚えるのよ?
やだなぁ
分なんて楽しいことないやろ
お母さん・あら、あなたとおなじ学年の子じゃない?
お母さん・どうも〜
お母さん・ほら、挨拶しなさい?
お母さん・すみません…💦












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!