【 あなたの下の名前 side 】
外は薄暗く、霧がかかっている状態。
これは、戦いにくく時間の問題にもなりそうだ。
私たちは、相手に 〝 体力を削っているはずだった 〟
〝 削っていると思ったのに 〟
そう、ドラゴンが怒った瞬間
バコーン
あの、お茶目なドラゴンが… 一気に姿を変えたのだ
そうどこからか、るくさんのヒールの声が聞こえた
力を加えるが、力が出てこない。
さっき、あんだけの距離を吹き飛ばされたせいなのだろう
ヒールは自動的に私たちにつくわけでもない。
そこまで、行ける範囲にいないといけない
さくが、行ってる隙に私は少しでもいいから傷をつける
いや、全種ですけど。闇魔法だけ使えるとかじゃないし
ニヤッ…
いいこと聞いちゃったなぁ
そうして、私が出す光魔法
やっと、…
やっと倒し終わった、
ザクッ
なんで…
どうして…
倒したはずのやつが
復活しているの、
そうってる間、私の腹部と口から大量後が流れ出す
なんで、さくが泣いてるの、…?
私は目の前が見えなくなるどころか、血まみれだ。
私の人生は、ここまでかな、…
キラッ
ちょっとだけ、さくがかっこよかったのは気のせいだろう
ポタッポタッ
血が流れる音がし、ヒールが一向に効かない
ドズルさんは、医学部だったこともあり、ヒールも扱える。
ピカァッ
そう、私は怪我を負っていてまともに戦える状況でもない。
怪我がなければ、別の話。だけど、怪我負ってるからな…
ッあ…いやだ、、…
さくが犠牲になるなら、私が犠牲になったほうがいい。
助けたい…私はさくを…いや、仲間を助けたい
私は、みんなと一緒に 〝 覚醒条件 〟を達成した。




























編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!