どのくらいの月がたったのだろうか
母と一緒に居る度に何か忘れちゃ行けない人が居る気がして落ち着かない
母よりも長い程一緒に居たのにどうして思い出せないんだろう
不安になり母を呼ぶと優しい顔で
と答えてくれた
それが酷く嬉しくてもっとずっと居たいと思うようになった
そのうち私は何をしなければならないのかを忘れてしまった
母はよく歌ってくれた
でも、その歌は初めて聞くのに何故か懐かしく思っていて不思議だった
私がそう言うと母は目を大きく見開いて驚いていた
あの人?
そう言えば母は父と別居していたんだっけ?
顔を綻ばせた母はとても愛おしそうに何かを見つめていた
私には見えないけど、母にはきっとそこに誰か居るのかな?
その時頭に激痛が走った
??? 約束!ーーーが必ずーーーーーーってあげる!
私よりも歳の離れている女の子と約束を交わしている風景が浮かんだ
私、あの人とどんな関係だったっけ?
あと1本出します!












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!