〜王室〜
たっつんside
弓矢を構える手に暖かい感触が伝わり
後ろを見ると、涙を流すじゃぱぱが目に入る
何で、、死んだはずじゃ、、、ッ
幻覚まで見えるようになるなんて
俺もうダメかもな
じゃぱぱの声で、失われた物がよみがえった
幻として現れて、必死に訴えていた
そうだ、俺に人を殺す理由は無いはずだ
_____いや、守りたかったんや
親友の居場所を、帰るべき場所を
俺はそのやり方を、、道を踏み間違えた
でももう、気づくのが遅すぎた、何もかも
俺は弓を下ろし、目を閉じた
もう、、誰にも不幸になってほしくない
じゃぱぱと2人で___みんなと過した思い出が次々と浮かんでくる
俺は直に殺される、自業自得や
じゃぱぱは天国へ行っただろうけど、、、俺は地獄行きやろな
でも、もし生まれ変われるのなら
またじゃぱぱを、支えられるような人間に______
【貧乏な俺が王子様に拾われて国王になった件___完】













編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!