第10話

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2023/07/30 13:40





あなた

え?!?!?!

浮所飛貴
浮所飛貴
?!?!?!





な、んで、、?!?!













ダダダダダダダダ















気づいたら私は走ってスタジオを出ていた。
私はそのまま、近くの壁で座り込んだ。















あなた

あーぁ。
































私の高校生活おわっちゃったな。























せんせい
入学おめでとうございます!




爽やかな担任の挨拶とともに始まったわたしの中学校生活。







芸能人が居るのが珍しい中学校だったから、


沢山の人が
クラスメイト
このクラスに芸能人いるらしいぞ!!
クラスメイト
あのあなたちゃんって子らしい!
サインもらう!!




クラスメイト
あなたちゃん!
友だちになってくださいっ!
あなた

あうん!
いいよー!



と、







私のことを





褒めてくれて

憧れてくれて







嬉しかった。
















そんな充実した生活が始まって、






数ヶ月経った頃、
まねーじゃーちゃん
まねーじゃーちゃん
あなた!!!
あなた

???

レッスン中にまねーじゃーちゃんから
まねーじゃーちゃん
まねーじゃーちゃん
月9出演決まったよ!!!
と告げられた







とても嬉しかった。




月9のサスペンスドラマ





主人公の子役 



オーディションでは私と同じぐらいの子がたっっっっくさんいて緊張してたけど、




その中で、たった一人。


私が選ばれて嬉しかった。



そのドラマは、

Theサスペンス



私が演じるのは、









ほとんど家族を殺すシーン






過去に家族を殺してしまい、


少年院入り、


までを、演じる。




まねーじゃーちゃん
まねーじゃーちゃん
絶対成功させようね!!
あなた

うん!!頑張る!!!!



演技のお仕事は一年ぶりぐらいだったから、

頑張ろうと気合を入れて撮影にのぞみ、




監督からはたくさん褒められ、






オンエアが楽しみだった。

友達の喜ぶ反応が待ちきれなかった。

オンエアされた次の日、






学校に通うと、


いつも挨拶をしてくれる友達が。

いつも喋りかけてくれるクラスメイトが。

笑顔で手を振ってくれる先輩が。




全員











無視







してきた。














悲しかった。




と同時に




疑問がいっぱい浮かんだ。






「そんなに演技下手だった?」
次の日、





たまたまだろう!と前向きな気持ちで学校に行くと、











私の机の上に


















「人殺し」


「演技に見えない」


「あーゆータイプだったとは(笑)」






沢山の暴言が書かれた張り紙が貼られていた。






あなた

え、そういうこと、?

無視していた理由は





















下手すぎる演技についてのことではなく。





怖すぎる役柄についてだった。








私は怖くて、すぐにまねーじゃーちゃんに相談した。
まねーじゃーちゃん
まねーじゃーちゃん
そうだったんだ。
それは悲しいよね。
あなた

うん、

あなた

オーディション受けなきゃ良かった。

まねーじゃーちゃん
まねーじゃーちゃん
そんなことない!!
それは絶対ない!!!!
あなた

そう、か、な、。

まねーじゃーちゃん
まねーじゃーちゃん
うん!!
まねーじゃーちゃん
まねーじゃーちゃん
あなたの演技が演技に見えなかったってことは、それだけ良かったってことだよ!!
上手すぎて、ってこと!
あなた

まぁ、たしかに、、うん、

まねーじゃーちゃん
まねーじゃーちゃん
大丈夫!!
皆、あなたの凄さ知らないだけだから!
あなた

そう、だといいな、!!








私は、次の日、頑張って学校に行った。















でも反応は変わらなかった。


















その次の日も、そのまた次の日も。















変わらなかった。








先生に相談しようとおもった。




 



先生までこっちのこと怖がってて、話しかけたら


急に離れて、

急に敬語になって、












親に相談しようと思った。






私の家が芸能一家だったから、






お母さんは、

島での映画撮影で家にいなくて。






お父さんは、

自分の事務所の管理で忙しくて。














結局、相談できなかった。




そんな日々が続いて、



結局不登校になった。







あのドラマの演技が芸能側からは好評で、

沢山仕事の話が来たけど、



やる気が出なくてすべて断った。










そんな日々が2年続いてしまった。












高校生になって、


絶対に同中の人はがいない高校を、









わざわざ片道2時間の遠い高校




選んで、












絶対に






中学の時見たいにならないって






誓ったのに。

あなた

あーぁ。






視界が滲む。





どんどんぼやけて、キラキラしてしまう。








悔しい。




この2年間頑張ったのに。






あなた

😭

 




ダダダダダダダダ
あなた

?!?!







誰かがこっちに走ってくる。






 





あ、



もうしかして、まねーじゃーちゃん追ってきてくれた感じ?






でもごめん。




今はまねーじゃーちゃんの顔は見たくないな、、、😭













どんどん音が近くなってくる。





どうしよう。





なんて言おう。











そんな考えている時、
















浮所飛貴
浮所飛貴
あなたちゃん!!
あなた

え、?










追ってきてくれたのは、









まねーじゃーちゃんではなく、








プロデューサーでもなく、































浮所飛貴だった。








♡+50

☆+30

で次回公開します👏



遅くなりすみません💦



なんとか物語続けれそうです🙆



どんどん書いていきますねぇ!!




ほかもどんどん更新していきますねぇ!!



楽しみにしていてくださいっ!!





ではまたいつかー!








ここでも言います笑笑



!!!!少年たち当選祈願!!!!

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