私、のえは万年稀に見る天才少女だった
そう。だったのだ。
幼い頃は天才少女だのIQがやばいだの言われてきたが、もうそのようなことは言われなくなった。
けれど私は何も感じなかった。
だって、私には
感情というものだけが理解できないからだ。
食欲性欲睡眠欲
これが人間の三大欲求。
私は睡眠欲がない
いわゆるショートスリーパーと呼ばれる存在でもない
全く寝ないのだ
寝ろと言われても、
寝れないのだ
こうして身長もあまり伸びずに小6まで来たとき。
クラスメイトに言われた。
変わっている?
どこが?
私のどこがおかしいの?
興味本位で聞いてみた。
別に改善する気はない。
このクラスメイトと話したのは初めてで、
大体初対面と同じようだ。
私は特に怒ってはいなかった。
ただの興味で聞いてみただけなのに、怒っていると勘違いされた。
気がついたら、そのことを言った二人は
倒れていた。
こいつらはどうしようと勝手だろうな
そう考えながらも何かしら変だから安否確認をした。
そのことをきっかけに、みんなが口を揃えて言う。
雨音さんが、2人を殴った
続く














編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。