阿部「おはようございます。」
あなた「おはよう、阿部ちゃん。」
阿部「あれ?あなたの下の名前だけ?」
あなた「うん。さっきマネージャーからしょう兄はドラマの撮影が押してて遅れそうだとは言われたけど、他は多分まだ来てないだけだと思う。」
阿部「そっか。」
あなた「あっ、ねぇねぇ阿部ちゃん。」
阿部「ん?」
あなた「数学わからないところあってさ。教えてほしい。」
阿部「ん、いいよ。」
あなた「ありがと。」
阿部「いいえ。で、どこ?」
あなた「ここ。」
阿部「あ〜、そこね。そこはね.....。」
〜15分後〜
深澤「おはようございまぁす」
阿部「シー」
深澤「ん?」
阿部「あなたの下の名前見て。」
深澤「あ〜。あなたの下の名前寝てたんだ。」
阿部「ついさっきまで起きてたんだけどね。数学のわからないとこ教えてた。」
深澤「ほぇ〜。あなたの下の名前、高校に入ってから勉強にも力いれるようになったよな。」
阿部「ね。中学の時はあんなにいやいや言ってたのに。」
深澤「やっぱり、進学校に行くと変わるのかな?」
阿部「じゃない?俺の高校もそうだったけど、周りは意外と勉強してるからね。自分は他の人よりもできていないって考えると焦るんだよね。」
深澤「大変そうだな。」
阿部「あなたの下の名前の場合は、自分から望んで行ったしね。」
深澤「阿部ちゃんもそうだろ?」
阿部「まぁ、そうなんだけどさ。行きたいと思った理由が違うというか」
深澤「あ〜まぁたしかにな。」
阿部「すごいと思うし、尊敬もするけど。心配ではあるよね。」
深澤「あなたの下の名前はいつ倒れてもおかしくないしな。」
阿部「うん。」
深澤「寝れるときにたくさん寝ろよ、あなたの下の名前。」











編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。