第19話

19.
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2021/03/11 13:03


あなた「…ん、、?」

気がついたら、車の中だった。



隣には、長尾くんとしゅん。






長尾くんは、


ずっと外を眺めてて、



しゅんは、

わたしにもたれかかったまま、

ぐっすり。







謙杜「あれっ、いつの間に起きてたんですか!?」
あなた「いま、起きて… わたし、いつの間に寝ちゃってた?」
謙杜「康二くんの膝の上で寝てましたよ?」
あなた「え、、」




なにわ男子の楽屋飛び出して、


康二くんのところ行って、

泣き疲れて…

それからは、覚えてない。



謙杜「…大丈夫ですか?」
あなた「…うん、」
謙杜「恭平、すごいはんs あなた「ごめん、恭平の話は、…ちょっと、」
謙杜「っ、ごめんなさい…」
あなた「ううん、…っ、」


ぽろっと、涙が頬に落ちていく。

…なんで、泣いてるんやろ、
謙杜「大丈夫ですか…?そんなに痛かったんですか、?」
あなた「…あんなん、初めてやったから、グズッ、…ショックやって、」
謙杜「…必死なんですよ、あなたちゃんのこと、大好き過ぎて。」
あなた「え、?」
謙杜「あ、ごめんなさい、違う話しましょ!えーと、、あ、僕、どこがかっこよかったですか!?」


あなた「あ、うん、…えっと、グループごちゃごちゃでやってたやつ、?なんかすごく、大人っぽくてよかった。」


謙杜「え、will!?やった!!」
あなた「たぶんそれ、?めちゃくちゃかっこよかった…」
謙杜「ほんまですか!?えっ…やばい、めっちゃ嬉しい笑」


顔を両手で押さえ、


小さく足をじたばたさせる謙杜くん。




謙杜「あれ、…ほんま、歳も歴も僕よりぜんぜん上の先輩しかおらんくて、不安で、だから、…よかった、」
あなた「そっか… じゃあ、めちゃくちゃ頑張ったんやね」
謙杜「っ、// あ、あのっ、 あなたちゃん、、」
あなた「ん?」
謙杜「僕もあなたちゃんの方もたれていいですか?」


そう言って、

わたしをじっと見つめる長尾くん。


あなた「いいよ笑」
謙杜「やった!」


長尾くんは嬉しそうに、

ちょっとこっちに詰めて、

わたしの肩にもたれかかった。





あなた「お疲れ様。」
謙杜「えへへっ笑」

なんだか眠たくなってきて、


わたしは目を瞑った。



車の揺れが、

心地よかった。




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