迫る羅生門を国木田は紙一重でかわし、
拳銃を羅生門に向かって数発撃つ。
が、羅生門に首を捕まれ、
床に叩きつけられる。
そして、芥川と国木田の距離が最も近くなった時
国木田は芥川に発砲した。
すると、芥川の後方から国木田が撃ったものとは違う、発砲音が聞こえた。
発砲音と共に流れてくる銃弾は、
先程国木田が撃った銃弾を弾き飛ばした。
国木田は、目の前に現れたあなたに驚愕する
芥川一人でも手を焼くのに、
なんとポートマフィアの女帝の登場。
更に、水道管に命中する筈だった銃弾も弾かれた
絶望しない方が可笑しいと言える。
すると芥川は、再び羅生門で襲いかかる。
完全にあなたに気を取られていた国木田は
再び羅生門の刃に捕まる。
国木田があなたの腕を掴む
そんな言葉を発すあなたの声が聞こえ、
振り向く芥川
芥川の羅生門の刃が、国木田に向かっていく
その声に反応し動きがピタッと止まる
しかし、強い殺気は放たれたままだ
と、話し出す国木田だが、
正直あなたはそれどころでは無い。
あなたは異能力を使い、国木田を眠らせた。
しかし、芥川の殺気は国木田に向いたままだ
すると外から、パトカーのサイレンが聞こえてきた
芥川は、拳を握り締める
全く成り立たない会話に、太宰の頭も?になる
自分の胸の内に秘めた想いを伝える
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。