ペラッ…
20☓☓年☓月☓☓日(☓)
おとうさんのつごうで、てんえんすることになった。
これをきに、まいにちにっきをかきはじめることにした。
20☓☓年☓月☓☓日(☓)
てんえんしてしょにちに、いじめられているこをはっけんした。
そのこをたすけたらすごくかんしゃされた。
どうやらだいきぎょうのむすこで、なまえは「いたりあおうこく」というらしい。
20☓☓年☓月☓☓日(☓)
いたおうをかばったことにより、いじめのたーげっとがわたしになった。
いたおうはわたしをかばおうとしたが、
いじめのひょうてきがもどってしまうかもなので、それはやめるよういった。
20☓☓年☓月☓☓日(☓)
イタ王から告白されたが、ヤンデレ化しそうなので断っておいた。
そしたらイタ王が小声で「守りたいのに」と言ってるのが聞こえた。
私がいじめられた時の盾になりたいのだろう。
…どこまでもお人好しな奴め。
20☓☓年☓月☓☓日(☓)
イタ王が中学生になった瞬間から、いじめを受けるようになった。
イタ王の幼馴染が私であることが気に食わないんだろう。
今までいじめてこなかった理由は、イタ王が私の近くにいたからだと予想される。
20☓☓年☓月☓☓日(☓)
イタ王が同じぐらいの年代の子2人と歩いてるのを見かけた。
どうやら名前は「ナチス・ドイツ」「大日本帝国」というらしい。
ナチス・ドイツはともかく、大日本帝国は誰かに似ている気がする。
20☓☓年☓月☓☓日(☓)
どんどんいじめがエスカレートしていってる。
クラスメイトは見てるだけで助けてくれない。
そのうえこいつらは教師にはばれないようにいじめてくる。
20☓☓年☓月☓☓日(☓)
ここ最近記憶が飛び飛びになってきている。
そしてだんだん目が濁ってきている。
今はカラーコンタクトでごまかしてるが、ばれるのも時間の問題だ。
20☓☓年☓月☓☓日(☓)
学校が終わったと思った、
気づいたら家の地下室の天井から垂れ下がっている██に首をかけていた。
視界が狭くなってきたところでイタ王に止められた。
20☓☓年☓月☓☓日(☓)
あいつらと同じ中学に通いたくないから
イタ王の通っている中高一貫校に入ることに決めた。
あそこは偏差値も比較的高いし中学受験があるから、
あいつらが入ってくることはないだろう。
20☓☓年☓月☓☓日(☓)
入学してから1週間経ってから突然私が
あなたの愛されの方転生者(女)という少女をいじめてるといううわさが広まった。
私はそんなことしていないというのに、
いくら話をしようと皆耳を貸さない。
でも、あなたの愛されの方転生者(女)という少女が噓をついてるようには見えない。
私は……俺は…何を信じるべきなんだ…?
20☓☓年☓月☓☓日(☓)
あなたの愛されの方転生者(女)のいじめがどんどんエスカレートしていってるらしい。
それと同時にクラスメイト達はどんどん俺を避けるようになっていく。
こんな目に合わないために頑張ったのに…今までの努力はいったい何のためだったんだ……?
20☓☓年☓月☓☓日(☓)
屋上のカギを盗んで屋上で休憩していたら、
誰かから████された。
腕を伸ばした先にいたそいつの顔は、影で見えなかった。
空が地面となって、段々と本来の地面に向かって私の体が落ちていく。
一応受け身をとる、生きていられる確証はない。
20☓☓年☓月☓☓日(☓)
目が覚めたらそこは校庭のど真ん中だった。
痛みを感じない、足と手は透けて周りからは見えていないようだった。
保健室から大声がしたため、見に行ってら私の体があった。
そいつは顔をゆがめて、気分が悪そうに保健室を出た。
20☓☓年☓月☓☓日(☓)
あいつがこの世界に転生してきてから良くも悪くもいろいろ起きる。
まぁ…にぎやかでいいっちゃいいが…。
パタンッ…












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。